artscapeレビュー

アート&テクノロジー展 高橋匡太/疋田淳喜/吉岡俊直

2009年10月01日号

会期:2009/10/23~2009/12/04

京都工芸繊維大学美術工芸資料館[京都府]

普段は建築やデザインの企画が多い京都工芸繊維大学美術工芸資料館で、珍しくアートの展覧会が登場。光を自在に操る作品で知られる高橋匡太と、マッドサイエンティスト風の世界観が持ち味で、少年少女科学クラブの活動でも知られる疋田淳喜、そして近年はCGを活用した映像や立体を制作している吉岡俊直という、理系心を刺激する(?)3作家が選ばれている。本展のもう一つの注目点は、キュレーターが平芳幸浩(元・国立国際美術館)だということ。彼が同大学に移籍して約1年半。ようやくお目見えする企画なのだから、期待も高まろうというものだ。

2009/09/20(日)(小吹隆文)

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