artscapeレビュー

チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な別人であるのか?』/ポストメインストリーム・パフォーミング

2010年02月01日号

[東京都]

2月の注目ナンバー・ワンは、チェルフィッチュの新作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』であるのは間違いないとして、いやそれと同じくらい重要なのはポストメインストリーム・パフォーミングのラインナップだろう(辛口にレビューしてしまったけれど、今月とりあげた『リッキーとロニーのバラッド』はこのイベントの第1弾だった)。プロデューサーは、丸岡ひろみと日本パフォーマンス/アート研究所の小沢康夫。とくに見逃してはならないのは、イギリスのフォースド・エンタテインメントらしい。今回、『視覚は死にゆく者がはじめに失うであろう感覚』と『Quizoola!』の二作が上演される予定。後者は、6時間に及ぶクイズ・ショー形式のパフォーマンス。その他、山下残、ホテル・モダン、山川冬樹の上演が待っている。

2010/01/31(日)

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