artscapeレビュー

眠る為に 中山恵美 展

2010年04月01日号

会期:2010/03/04~2010/03/30

オソブランコ[大阪府]

2年前の個展から花びらを画材として用いるようになった中山。絵具で描かれたピンボケの風景と点描のような花びらのコントラストにより、現実と非現実の狭間にいるような不思議な絵画空間が生み出される。新作で描かれているのは、森の中の邸宅と、野火がついた草原と、顔面をクローズアップした自画像。なかには火がついた家や草原もある。燃える家は棺桶のメタファーらしく、展覧会全体に死のイメージが色濃いのも印象的だった。

2010/03/06(土)(小吹隆文)

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