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artscapeレビュー

ロトチェンコ+ステパーノワ──ロシア構成主義のまなざし

2010年07月15日号

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会期:2010/04/24~2010/06/20

東京都庭園美術館[東京都]

絵画から建築、グラフィック、家具、ファッション、舞台美術、写真まで170点の出品。ここまで手を広げられると焦点がボケてしまい、結局なにをやったのか、なにがやりたかったのかよくわからなくなってくる。ロシア構成主義のとっつきにくさはそのへんに由来するのかも。しかもその後ソ連といういびつな国家に吸収されていくわけだから、虚しいよなあ。出品作品の大半は1915~30年のおよそ15年間に絞られる。これがロシア構成主義の活動期間と見ていいが、ふたりとも50年代まで生きたのだから、その後20年以上をスターリン下のソ連でどのようにすごしたのだろうという疑問も。

2010/06/01(火)(村田真)

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