2018年07月15日号
次回8月1日更新予定

artscapeレビュー

artscape編集部のレビュー/プレビュー

カタログ&ブックス│2014年5月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

アンディ・ウォーホル展 永遠の15分 Andy Warhol: 15 Minutes Eternal

著者:近藤健一、マット・ウォービカン、ジェラリン・ハクスリー、田篭美保、土屋隆英
制作・発行:森美術館、アンディ・ウォーホル美術館/美術出版社
発行日:2014年02月01日
価格:2,800円(税別)
サイズ:A4変形版、312頁

2014年2月1日から5月6日に森美術館で開催された「アンディ・ウォーホル展 永遠の15分」の展覧会カタログ。展覧会では、700点におよぶ初期から晩年までのウォーホルの作品と資料が包括的に紹介された。


HAMArt!vol.8

編集・発行:HAMArt!編集部
発行日:2014年04月30日
サイズ:A5判、34頁

BankART schoolの講座「アートの綴り方」の講師、美術批評家の福住廉が編集長を務めるフリーペーパー「HAMArt!」のvol.8。内容は展覧会レビューを中心に、前衛美術運動「THE PLAY」の主要メンバー三喜徹雄氏へのインタビュー、横浜美術館をはじめとする4つの美術館の館長室を訪問したものなどを掲載。




trans×form──かたちをこえる

著者:岩崎貴宏、八木良太、マニシャ・パレク、ウォラポン・マヌピパポン
写真:小山田邦哉、国際芸術センター青森
アートディレクション&デザイン:木村稔将
発行:青森公立大学国際芸術センター(ACAC)
発行日:2014年03月25日
サイズ:B5変判、80頁

2013年度夏のアーティスト・イン・レジデンスのテーマは、「変換する、変形する」などを意味する"transform"ということばを、"trans"と"form"に解体し、再び掛け合わせ"trans×form"とした。"trans"は「超える」「変換する」などを意味する接頭語で、"form"は「外形」「形式」「構造」などを意味する。各語の意味するところを様々に交換することで「形態を変える」、「形式を超える」、「様相を転換する」など多様な解釈が可能だ。[本書より]


中崎透×青森市所蔵作品展──シュプールを追いかけて

著者:中崎透、近藤由紀、服部浩之、金子由紀子
写真:西川幸治、中崎透、ワークショップ参加者、国際芸術センター青森
デザイン:乗田菜々美
発行:青森公立大学国際芸術センター(ACAC)
発行日:2014年03月25日
サイズ:B5変判、80頁

この本は、1年間に渡って行われたワークショップ「展覧会、つくらない!?」の記録集であると共に、その結果出来あがった中崎透×青森市所蔵作品展「シュプールを追いかけて」の展覧会カタログでもある。[本書より]


Exchange 種を植える

著者:野坂徹夫、近藤由紀、服部浩之、金子由紀子
発行:青森公立大学国際芸術センター(ACAC)
発行日:2014年03月24日
サイズ:B5変判、72頁

森の木、鳥やけものの声、水面に映る月の光。あらゆる被造物が混じり合い、ACACの円形宇宙に結ばれる。「Exchangeー種を植える」展は多くの手と心と知覚の交換によって宝をのこした。[本書より]





大人が作る秘密基地 屋外、ツリーハウス、リノベーション、シェアオフィスまで

著者:影山 裕樹
イラスト:竹田 嘉文
発行:DU BOOKS
発行日:2014年04月23日
価格:1,680円(税別)
サイズ:B6判、240頁

建築、まちづくりにも役立つ! 自由な発想で場所と人をデザインする、大人版・秘密基地18の方法。これからの時代を生き抜くアイデアとヒント。創造力と心の拠り所になるコミュニティづくり。自分らしく生きたいと思ったら、自分のための空間を作ろう。その手順がこの本には詰まってる[本書帯より]

2014/05/15(木)(artscape編集部)

カタログ&ブックス│2014年4月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

「ハイレッド・センター:『直接行動』の軌跡」展 カタログ

執筆:高松次郎(再録)、赤瀬川原平(再録)、中西夏之(再録)、和泉達、刀根康尚、小杉武久、飯村隆彦、久保田成子、山田諭、光田由里、椎名節
発行:「ハイレッド・センター」展実行委員会
サイズ:28.5×21.8cm、239頁

2013年11月9日から12月23日まで名古屋市美術館で、2014年2月11日から3月23日まで渋谷区立松濤美術館で開催された、「ハイレッド・センター:『直接行動』の軌跡」展のカタログ。
戦後美術の坩堝であった読売アンデパンダン展が崩壊した1963年、三人の若き前衛芸術家(高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之)によって、ハイレッド・センターは結成されました。...記念すべき結成50周年に開催する本展では、HRCが発行した印刷物やイベントの記録写真をはじめとして、主要メンバーの同時期の作品も含めて、ハイレッド・センターの「直接行動」の軌跡を紹介します。[名古屋市美術館サイトより]


Magazine for Document & Critic: AC2 No.15

編集・発行:青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)
発行日:2014年3月25日
サイズ:256×167mm、126頁

国際芸術センター青森が、2001年の開館以来、およそ毎年1冊刊行している報告書を兼ねた「ドキュメント&クリティック・マガジン エー・シー・ドゥー」の第15号(通巻16号)。2013年度の事業報告とレビューのほか、関連する対談や論考などを掲載。







S-meme Vol.7 仙台文学・映画の想像力

発行:せんだいスクール・オブ・デザイン
発行日:2014年2月23日
サイズ:四六判

仙台から発信する文化批評誌『S-meme』の第七号が完成しました。今回はテーマを「仙台文学・映画の想像力」とし、...仙台の文学と映画をテーマに様々なコンテンツを収録しています。
また、今回の装幀では「ひっくり返して二面読める本」に取り組みました。本としての挙動がスムースであることはもちろん、蛇腹を活かしてページを広げて読むこともできますし、机に置いて読む時のページが立ち上がるようなちょっとした挙動は普通の本と違っていて、新鮮に受け取って戴けるのではないかと思います。ミシン目は型抜きで施しており、意味の無いように見える場所にあるミシン目は型代を減らすために背表紙の部分の型を使い回してできたいわば「盲腸」です。蛇腹の張り合わせは受講生が自ら手で行ない一冊一冊仕上げています。[せんだいスクール・オブ・デザインサイトより]


ようこそ建築学科へ! 建築的・学生生活のススメ

監修:五十嵐太郎
編著:松田達・南泰裕・倉方俊輔・北川啓介
価格:本体1,800円+税
発行所:学芸出版社
発行日:2014年4月1日
サイズ:四六判、216頁

建築学科と言っても大学、高専、専門学校、住居系、芸術系、工学部系はどう違う?そんな学科紹介に始まり、授業と課題に取組むツボや“建築的”日常生活、学外での建築体験、そして将来設計まで、知れば知る程のめり込む、ハードだけどハッピーな建築学生ライフのススメ。学生生活のあらゆる場面でためになるアドバイス満載。[学芸出版社サイトより]


嶋田厚著作集(全3巻)

著者:嶋田厚
解説:水越伸(第1巻)、柏木博(第2巻)、嶋田厚(第3巻)
価格:本体6,300円+税(分売不可)
発行所:新宿書房
発行日:2014年3月30日
サイズ:四六判、全3巻(箱入り)、総頁1,056頁

コミュニケーション論、文学、社会学、また芸術やデザインをめぐる思想史の領域で、独特の学際的、越境的な仕事を残してきた嶋田厚(1929〜)の自選著作集。第1巻:『生態としてのコミュニケーション』、第2巻:『小さなデザイン 大きなデザイン』、第3巻:『明治以降の文学経験の諸相』自筆略年譜、著作一覧付き。[新宿書房サイトより]

2014/04/15(火)(artscape編集部)

カタログ&ブックス│2014年3月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

藤田嗣治画集「巴里」「異郷」「追憶」(全3巻)

著者:林洋子
発行日:2014年02月20日
発行所:小学館
サイズ:B5判、各128頁
価格:各3,800円+税

日本を代表する国際的な画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ/1886〜1968)の多面的で多層的な画業を「巴里」「異郷」「追憶」という三つのテーマ、3巻で概観。藤田嗣治の画業をたどる上で欠かせない「基準作」となる作品を厳選し、美麗な図版で紹介するとともに、第一線の研究者による最新の研究成果に基づくテキストで、作品の内容と制作の背景などについて詳細に解説します。[小学館サイトより]


亜洲狂詩曲 アジアンラプソディ

著者:中野正貴
発行日:2013年12月17日
発行所:株式会社クレヴィス
サイズ:226×300mm
価格:2,800円+税

誰もいない東京を撮ったベストセラー写真集『TOKYO NOBODY』、木村伊兵衛写真賞の受賞作『東京窓景』など話題となる作品集を発表し続ける中野正貴が、35年にわたって撮りためていた「アジア」をまとめた、約5年ぶりとなる写真集。
「縦文字と横文字が混在する重層な文化を持つアジアの日常の様々な断片をシャッフルして、アジアというひとつの国を構築してみた。複数の楽曲を自由に構成して仕上げる狂詩曲(ラプソディ)のように」[本書帯より]


没後50年 上田宇三郎展─もうひとつの時間へ─

執筆・編集:吉田暁子(福岡市美術館)
デザイン:藤田公一
発行日:2013年12月
発行:福岡市美術館
サイズ:225×297mm、63頁
価格:1,500円(税込)

2013年12月18日〜2014年2月26日まで、福岡市美術館にて開催された「没後50年 上田宇三郎展─もうひとつの時間へ─」図録。全出品作品をカラー図版で掲載。作品解説や学芸員によるエッセイのほか、宇三郎の日記を掲載したCD付き。


想像しなおし In Search of Critical Imagination 展覧会図録

執筆・編集:正路佐知子(福岡市美術館)
デザイン:尾中俊介(Calamari inc.)
発行日:2014年2月10日
発行:福岡市美術館
サイズ:200×257mm、176頁
価格:1,800円(税込)

2014年1月5日〜2月23日まで、福岡詩美術館にて開催された「想像しなおし In Search of Critical Imagination」展カタログ。
テッサ・モーリス=スズキ「世界を再想像する」 (書き下ろしエッセイ)、本展企画者・正路佐知子[福岡市美術館]によるエッセイ、展覧会風景、出品作品のカラー写真(撮影:山中慎太郎)などを収録。[展覧会サイトより]

2014/03/17(月)(artscape編集部)

artscapeレビュー /relation/e_00024664.json、/relation/e_00024997.json s 10096941

カタログ&ブックス│2014年2月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

torii

写真・文章・編集:下道基行
装丁:橋詰宗
発行日:2013年12月6日
発行所:Michi Laboratory
サイズ:220×225mm 74頁
価格:3,000円(税込)

シリーズ[torii]は、「日本の国境の外側に残された鳥居」を撮影した下道基行の代表作のひとつ。前作写真集「戦争のかたち」(リトルモア)から8年、韓国光州ビエンナーレ2012での新人賞受賞や東京都現代美術館での企画展「MOTアニュアル2012/風が吹けば桶屋が儲かる」などで話題になった本シリーズが写真集になります。未発表も含む30点の写真、他にも台湾日記や取材メモなどフィールドワークの記録も掲載。シリーズの集大成。装丁は新進気鋭のデザイナー橋詰宗氏、プリンティングディレクターは熊倉桂三氏。[Michi Laboratoryサイトより]


うさぎスマッシュ 世界に触れるアートとデザイン

監修:東京都現代美術館
執筆者:柏木博、佐藤卓、リピット水田堯、アンソニー・ダン&フィオナ・レイビー、長谷川祐子
発売日:2013年11月07日
サイズ:A5判、208頁
定価:2,800円+税

社会がより複雑化した21世紀に入り、デザインも大きな変化を遂げています。絶え間なく消費される「新しさ」を生むデザインとは異なり、社会に対する人々の意識に変化を与えるデザインが、今より重要性を増しているといえます。東京都現代美術館での展覧会「うさぎスマッシュ─世界に触れるアートとデザイン」では、そのようなデザインの実践に焦点を当て、高度に情報化された現代社会の様々な出来事を取り上げ、私たちの手にとれる形にデザインして届ける国内外のデザイナー、アーティスト、建築家、21組の表現を紹介します。[フィルムアート社サイトより]


福永敦展「ハリーバリーコーラス─まちなかの交響、墨田と浅草」ドキュメント

執筆:山田亮太、渡辺一夫、小野正弘、太田エマ、竹久侑、福永敦、河村恵理(冊子)
デザイン:木村稔将
写真:加藤健
サイズ:A5変判、88頁
価格:1,000円+税

今回福永が注目するのは、東京下町の代名詞、墨田と浅草エリア。そこで集めた音を素材に、アサヒ・アートスクエアの空間を、合唱のような「音声」で満たされた体験型インスタレーション作品に変換します。この土地の様々な地域性や、ときに時代性が混じり合う、多様な文化の音風景があなたの前に立ち上がります。[Asahi Art Squareサイトより]


犬のための建築

編集:ARCHITECTURE FOR DOGS, INC 企画・構成:原研哉+日本デザインセンター 原デザイン研究所
発行年月:2013年10月
サイズ:B5判変判、240頁
ブックデザイン:原研哉+岡崎由佳
定価:本体3,000円+税

犬のための建築は、今や人間にとって最も身近なパートナーとなった犬の尺度で建築(環境)を捉えなおすことで新たな建築の可能性を模索するとともに、人と犬との新しいコミュニケーションのかたちを提案するプロジェクトです。...本書では作家による作品解説の他、制作過程のアイディア、そして実際につくることができる図面やつくり方も掲載。また、原研哉氏と、本プロジェクトを共同企画した米投資会社のImprint Venture Lab代表取締役のジュリア・ファング氏、そして参加作家のひとりである藤本壮介氏の3人による鼎談も収録。藤本氏の作品「NO DOG, NO LIFE!」の制作秘話も明かされます。[TOTO出版サイトより]


福島第一原発観光地化計画

発売日:2013年11月15日
発行所:株式会社ゲンロン
サイズ:B5判並製192頁(フルカラー)
定価:1,900円+税

本書は、標題のとおり、二〇一一年の三月に深刻な事故を起こした福島第一原子力発電所の跡地と周辺地域を、後世のため「観光地化」するべきだ、という提言書です。「観光地化」とは、ここでは、事故跡地を観光客へ開放し、だれもが見ることができる、見たいと思う場所にするという意味で用いています。遊園地を作る、温泉を掘るという短絡的な意味ではありません。[本書「福島第一原発観光地化計画とは」より]

2014/02/17(月)(artscape編集部)

カタログ&ブックス│2014年1月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

人間のための建築──建築資料にみる坂倉準三

編集:「人間のための建築」展実行委員会/メディア・デザイン研究所
デザイン:刈谷悠三/neucitora
定価:非売品
サイズ:B5判、56頁
発行日:2013年11月26日
発行・監修:文化庁

2013年11月27日から2014年2月23日まで、国立近現代建築資料館にて開催された、「人間のための建築──建築資料にみる坂倉準三」展図録。坂倉研究所やフランス国立アーカイブ等の協力を得て集められた貴重な資料を全頁カラーで掲載。バイリンガル。第一部:パリ万国博覧会日本館[1937]、第二部:戦前から戦後復興期の作品、第三部:神奈川県立近代美術館[1951]、第四部:日本の都市風景となった作品群。


ドキュメント|14の夕べ||パフォーマンスのあとさき、残りのものたちは身振りを続ける

編集:東京国立近代美術館
定価:2,625円(本体2,500円)
サイズ:四六判、378頁
発行日:2013年11月28日
発行所:青幻舎

閉館後の美術館で繰り広げられたアートの饗宴、再び

2012年夏、東京国立近代美術館にて14夕連続で開催された「14の夕べ」。演劇、音楽、ダンス、朗読、美術など多ジャンルに渡る実験的イベントは大きな反響を呼び起こした。本書は「14の夕べ」とは何であったかの記録であると同時に、「記録」の新たな方法論を提示するものである。
主な出演者:谷川俊太郎、福永信、古川日出男、一柳慧、大友良英 one day ensembles、小杉武久、奥村雄樹、東京デスロック、手塚夏子、小林耕平、神村恵カンパニーほか(順不同)
青幻舎サイトより]


シェアをデザインする──変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

編著:猪熊純・成瀬友梨・門脇耕三
定価:2,310円(本体2,200円)
サイズ:四六判、248頁
発行日:2013年12月15日
発行所:学芸出版社

場所・もの・情報の「共有」で何が変わり、生まれるのか。最前線の起業家やクリエイターが、シェアオフィス、ファブ・ラボ、SNS 活用等、実践を語る。新しいビジネスやイノベーションの条件は、自由な個人がつながり、変化を拒まず、予測できない状況を許容すること。ポスト大量生産&消費時代の柔軟な社会が見えてくる。
学芸出版社サイトより]

2014/01/15(水)(artscape編集部)

文字の大きさ