2018年04月15日号
次回5月15日更新予定

artscapeレビュー

artscape編集部のレビュー/プレビュー

カタログ&ブックス|2016年08月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

TOKYOインテリアツアー

著者:浅子佳英、安藤僚子
発行:LIXIL出版
発行日:2016年6月25日
定価:2,000円(税別)
サイズ:A5判、176ページ

東京のインテリアデザインと都市との関係をあきらかにする考現学的ガイドブック。 銀座、丸の内、原宿、中目黒など9つのエリアを対象に97のインテリアをイラストとテキストで紹介します。 本書に掲載されたショップやカフェ、ギャラリースペースなど、誰もが体感できるインテリアを眺めてみると、めまぐるしく変わるインテリアの集積として立ち上がる東京の姿が浮かび上がってくるでしょう。 これまで詳細なリサーチのなかったインテリアデザインを鑑賞・分析の対象として見せ、都市遊歩の魅力を刷新する1冊です。

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トーキョーワンダーサイト アニュアル 2015

監修:今村有策(トーキョーワンダーサイト館長)
発行:公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト
発行日:2016年7月14日
定価:非売品
サイズ:A5判、160ページ

東京を拠点に、公募展、レジデンス事業、若手クリエーターの発掘事業などを手がけるトーキョーワンダーサイト。本書はその2015年度の活動記録集として出版された。1年間に行なわれた全事業の詳細や参加アーティストのプロフィール、公募展の審査員レビューのほか、ディン・Q・リーら6名のアーティストへのインタビューを収録。



インドネシア ファッション─海のシルクロードで花開いた民族服飾の世界─

監修:戸津正勝
発行:一般社団法人NHKサービスセンター
発行日:2016年7月
定価:非売品
サイズ:200×220mm、70ページ

2016年7月から翌月にかけて、日本・インドネシア共和国国交樹立60周年を記念し町田市立博物館で開催された「インドネシア ファッション─海のシルクロードで花開いた民族服飾の世界─」展の公式図録。インドネシア地域の研究者である戸津正勝氏が監修を行ない、氏が40年にわたって蒐集した服飾資料が展示された。本書には、出展された資料図版のほか、戸津氏による論考・解説が収録されている。


森村泰昌:自画像の美術史─「私」と「わたし」が出会うとき

編集:植松由佳、隈千夏
発行:国立国際美術館
発行日:2016年4月5日
定価:2,000円(税別)
サイズ:B4判変形、224ページ

2016年4月から6月にかけて、大阪・国立国際美術館で開催された「森村泰昌:自画像の美術史─「私」と「わたし」が出会うとき」展の公式図録。国際的に活躍する森村の地元である大阪の美術館では、初の大規模個展となった。森村の代表作である、自身が歴史上の有名人に扮するセルフ・ポートレイト作品、約100点にも及ぶカラー図版のほか、森村とドミニク・ゴンザレス=フォルステルと往復書簡を収録。


あゝ新宿─スペクタクルとしての都市

監修:岡室美奈子
発行:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
発行日:2016年6月20日
定価:2,000円(税別)
サイズ:B5判、160ページ

1960年代、新宿は明らかに若者文化の中心だった。紀伊國屋書店、アートシアター新宿文化、蝎座、新宿ピットイン、DIG、風月堂、花園神社、西口広場……。そこには土方巽、三島由紀夫、大島渚、唐十郎、寺山修司、横尾忠則、山下洋輔らさまざまな芸術文化の担い手たちや若者たちが集結し、猥雑でカオス的なエネルギーが渦を巻いていた。新宿という街自体がハプニングを呼び込む一つの劇場、一つのスペクタクル、あるいは一つの祝祭広場を志向していたのだ。では、現在の新宿はどうか。かつてのようなエネルギーに満ち溢れた新宿独自の文化は失われてしまったのだろうか。
写真やポスター、チラシなどの資料と当事者の証言で新宿の文化史を辿り直し、複数の論考によって新宿という街を検証する。そして磯崎新による幻の新都庁案で提示されていた祝祭広場の思想を手がかりに、祝祭都市新宿の未来像を構想したい。

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30年30話 クリエイター30組の対話によるデザインの過去・現在・未来

編集:戸塚泰雄、森田真規
発行:株式会社誠文堂新光社
発行日:2016年9月1日
定価:2,000円(税別)
サイズ:B5判、248ページ

日本で初めてのグラフィック・デザイン専門ギャラリーとして設立された「クリエイションギャラリーG8」。その創立30周年を記念して、2016年2月から翌月にかけて開催された「30年30話」展の公式図録。服部一成+菊地敦己、田中良治+千房けん輔(exonemo)など、ギャラリーと関係の深い30組のクリエイターたちクリエイターたちによるトークイベントが会期中に行なわれ、本書はその30組すべての模様が掲載。


2016/08/14(artscape編集部)

カタログ&ブックス|2016年07月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

循環する世界──山城知佳子の芸術

編者:浅沼敬子
発行:ユミコチバアソシエイツ
発行日:2016年3月31日
定価:2,000円(税別)
サイズ:A5判、176ページ

2014年11月1日に札幌で行なわれた山城知佳子の上映会、トークイヴェントの記録を目的として出版された。地元沖縄を拠点に映像作品を制作する山城の10年間にわたる活動を振り返り、トークイヴェントで語られた作家自身の作品解説のほか、浅沼敬子、髙橋瑞木、鈴木勝雄によるエッセイを収録。



U-35 展覧会 オペレーションブック:展覧会開催記念限定本

発行:アートアンドアーキテクトフェスタ
発行日:2016年7月1日
定価:926円(税別)
サイズ:A5判、128ページ

2016年10月に大阪・うめきたシップホールで開催される「Under 35 Architects exhibition 35歳以下の若手建築家7組による建築の展覧会2016」のカタログ。展覧会のメインとなる、公募によって選ばれた7組の若手建築家の出展情報・インタビューのほか、伊東豊雄・藤本荘介両氏の特別インタビューを収録。



ムンタダス展:アジアン・プロトコル

編集:関ひろ子
発行:アーツ千代田 3331
発行日:2016年3月
定価:非売品
サイズ:B5判、128ページ

2016年3月から翌月にかけてアーツ千代田 3331で開催された「ムンタダス展 アジアン・プロトコル〜日本・中国・韓国の類似点、相違点、そして緊張〜」のカタログ。メディア・アートのパイオニアのひとりとして国際的に活躍するアントニ・ムンタダス、その彼の日本での20年ぶりの個展となった展覧会のインスタレーション・ビューをはじめ、1997年に行なわれたアーティストへのインタビューや、四方幸子、吉見俊哉、ジャック・スリユらのテキストを収録。


人工地獄──現代アートと観客の政治学

著者:クレア・ビショップ
訳者:大森俊克
発行:フィルムアート社
発行日:2016年5月24日
定価:4,200円(税別)
サイズ:A5判、536ページ

今日のアートにおいては、「参加」──すなわち社会的関与を重視したプラクティスが、非常に重要な位置を占めている。国内では芸術祭やアートプロジェクトが百花繚乱の様相を呈しているが、国際的にも社会的、政治的な側面を重視したプロジェクト型のアートがあらたな文脈を築きつつあり、その規模と影響力は、もはや現代アートのメインストリームを占めているといってよいだろう。特定の集団や地域と相互に歩み寄りながら行なわれるプロジェクトがある一方で、倫理を逸脱した(とみなされる)アートは、ときに衝突と論争を巻き起こしている。(…)
ビショップは、アートには社会から独立した役割があると確信するが、それはとりもなおさず芸術が倫理を重んじなくともよいという意味ではない。むしろ彼女は作者性と観客性、能動と受動、加害と被害──これらが本質として対立的にはとらえがたいものであることを強調し、複雑に転じていく位相をひもとくことで、より慎重かつ正確な理解を求めようとする。 「敵対」と「否定」に価値を見出しつつ、それらを多層的にとらえ直すビショップの鋭く豊かな思考は、「関係性の美学」以後のアートの構造を理解するうえで必ず踏まえるべきものといえるだろう。

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現代建築家コンセプト・シリーズ22 島田陽|日常の設計の日常

著者:島田陽
発行:LIXIL出版
発行日:2016年3月15日
定価:1800円(税別)
サイズ:A5判、160ページ

72年生まれ、神戸を拠点にタトアーキテクツを主宰する島田陽が手掛けてきた住宅は、住む人やその周囲の人の認識を刺激し、新鮮な発見を促す多義性に満ちています。
シンプルな多様性、動的な抽象性、他律的な自律性、大きなディテール、新築の廃墟、家具の階段……。あれとこれがここで出会うと、豊かな変化をもった住居ができ、能動的で発見的な暮らしが営まれる契機となる。
本書は、島田の日記につづられたテキストや、海外クライアントからの声援もおりこみながら、ひとつの気づきが、別の場所にある小さな気づきと出会い、やがて住居設計のコンセプトが形をあらわす、島田の設計手法にせまります。バイリンガル。

出版社サイトより]

2016/07/14(木)(artscape編集部)

カタログ&ブックス|2016年06月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

日本おとぼけ絵画史──たのしい日本美術

著者:金子信久
発行:講談社
発行日:2016年3月3日
定価:2,600円(税別)
サイズ:A5判、192ページ

平等院鳳凰堂の阿弥陀如来坐像、運慶の仏像、尾形光琳の屏風──これら「見事な」造形作品とは対極に位置する「へそまがりな感性」に注目しながら日本美術を眺める。きれいなもの、立派なものだけではない、へんてこでややこしい感性から生み出されたもうひとつの日本の美術の数々を、「苦い」「素朴」「ヘタウマ」などのキーワードとともに紹介。いわゆる「日本らしい美術」のステレオタイプな見方をゆるくときほぐす。



エクソダス──アートとデザインをめぐる批評

著者:暮沢剛巳
発行:水声社
発行日:2016年6月2日
定価:3,200円(税別)
サイズ:A5判、331ページ

現代アート/デザイン批評の分野で注目されてきた著者が、新聞・雑誌・展覧会カタログなどに寄せた文章を集成する批評集。現代美術、展覧会、デザインを論じるほか、マンガやアニメの批評も収録。

[商品説明より]


ルノワールの犬と猫 印象派の動物たち

著者:安井裕雄
発行:講談社
発行日:2016年4月21日
定価:1,600円(税別)
サイズ:148×148mm、96ページ

ルノワールを中心に、同時代を生きた画家たちの作品を、そこに描かれる犬や猫などの動物に焦点をあてて紹介。19世紀フランスの多幸感に満ちたぬくもりを、小振りな1冊に凝縮。


「高齢社会における、人生のつくり方。」の本
LIFE IS CREATIVE展ドキュメントブック

企画・制作:デザイン・クリエイティブセンター神戸
アートディレクション&デザイン:TRITON GRAPHICS
発行日:2016年3月
定価:非売品
サイズ:B5判、48ページ

2015年10月にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で行なわれた「LIFE IS CREATIVE展」のドキュメントブック。高齢社会に対するクリエイティブなアプローチを探り、実践していく取り組みを報告。「身近な人が認知症になったらどうしますか?」「定年って必要ですか?」「シニアが恋しちゃだめですか?」など、18の問いかけから議論の手がかりを紐解いていく。また、「年をとったら、本を読もう。」をキャッチコピーにした「65歳からのブックリスト」35冊を選書コメント(一部)とともに紹介。


水屋・水塚─水防の知恵と住まい─

企画:LIXILギャラリー企画委員会
アートディレクター:祖父江慎
デザイン:小川あずさ(cozfish)
発行:LIXIL出版
発行日:2016年6月15日
定価:1,800円(税別)
サイズ:A4判変型、84ページ

平野に聳え立つ孤高の雄姿。人の背を越す高さの盛り土や石垣を「水塚」、その上に建てられた蔵を「水屋」という。かつて頻繁に洪水に見舞われた地域には、そこに住む人々の知恵から生まれた水防建築がある。人、食物、大切な家財道具などを避難させ守ってきた。
日本大学理工学部畔柳研究室での約15年にも及ぶ調査研究を土台に、本書では、中部の木曽三川、関東の利根川や荒川、また四国の吉野川流域などの洪水多発地域に見られる身を守るための10種類の建築構造物類を、撮下し図版と代々受け継ぐ持ち主の声を織り込んだ文章で紹介する。人間サイズを超える堤防が造築される昨今、個人や小さな共同体でつくられた水防建築類の今日的意味合いを巻末の論考で語る。川とともにある暮らしにはその動きを柔軟に受け入れる文化があり、その姿は地域のプロフィールとなって美しく印象づける。

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触発するミュージアム──文化的公共空間の新たな可能性を求めて

編著:中小路久美代、新藤浩伸、山本恭裕、岡田猛
発行:あいり出版
発行日:2016年5月1日
定価:2,700円(税別)
サイズ:B5判、266ページ

書名の「触発」とは、「外界の事物に接することで、驚きやワクワク感などの感情が喚起され、モチベーションが高まり、新しいアイデアやイメージが生成されるプロセス」のことである。では、ミュージアムにおける触発とは何か、触発するミュージアムにはどのような条件が関わっているのか、そしてどうやってそれを研究していけばよいのか──。本書はこうしたリサーチクエスチョンを設け、認知科学やデザイン学の視点からの理論的考察や、国内外のミュージアムの現状分析、ミュージアムでの教育普及活動での実践研究など通して「ミュージアムにおける触発」にアプローチする。


共にいることの可能性、その試み、その記録
──田中功起による、水戸芸術館での、ケーススタディとして

企画:水戸芸術館現代美術センター
デザイン:森大志郎
制作・発行:グラムブックス
発行日:2016年3月31日
定価:1,800円(税別)
サイズ:小B6判、216ページ

2016年2月から5月に水戸芸術館現代美術ギャラリーで行なわれた「田中功起 共にいることの可能性、その試み」展のカタログ。ワークショップから展示に至る、「共にいることの可能性、その試み」の軌跡のほか、ふたつの対談(田中功起×毛利喜孝、甲斐賢治×藤井光)および、キュレーターによるテキストを収録。


2016/06/14(火)(artscape編集部)

カタログ&ブックス│2016年5月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

発酵の技法──世界の発酵食品と発酵文化の探求

著者:Sandor Ellix Katz
発行:オライリージャパン
発行日:2016年4月23日
定価:3,888円
サイズ:24×19×3cm、524ページ

本書は、ザワークラウト、ヨーグルト、ケフィア、ビール、納豆など、世界中で伝えられてきた発酵食品の製法を食材別に解説。大量生産された食品を食べるだけの消費者として飼いならされた私たちが、再び生産者になるためのガイドブック。
もとより人類はより大きな生命の網の中で共進化してきた存在だが、次第に自然界から遠ざかり、動物や植物、菌類、そして体内のバクテリアの認識を失い、それらと意識的に対話することがなくなってしまった──本書は目に見えるかたちでこれを意識すること(生命愛、biophilia)や、関係を涵養するための方法として「発酵」を位置付ける。私たちはバクテリアを自身の細胞の起源や、相利共生のパートナーとして認識するだけでなく、私たちの廃棄物を処理してくれる唯一の存在として、生物学的な将来の進路とみなさなくてはならないと著者は主張する。



明日に架ける橋──ggg展覧会ポスター1986-2016

発行:公益財団法人DNP文化振興財団
監修:永井一正
デザイン:Kijuro Yahagi
定価:3,000円(税込)
サイズ:26.3×19.7×3.4cm

2016年4月15日から5月28日までギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された企画展「ggg30周年記念展 明日に架ける橋 gggポスター1986-2016の公式図録。同展で展示された1986年3月の第1回企画展「大橋正展」から、日比谷図書文化館で開催された特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展」まで、360枚におよぶポスターを通して、ggg展覧会の軌跡を一望する。


YCAM GUIDBOOK 2016-2017

発行:山口情報芸術センター[YCAM]
発行日:2016年4月
サイズ:18.2×25.7cm、34ページ

山口情報芸術センター[YCAM]の2016年度の事業をまとめたガイドブック。
YCAMの活動の特徴であるアーティストとのクリエイション、教育プログラム、地域開発の事業を紹介するほか、山口の観光地や宿泊、飲食店の情報を掲載。特集では俳優・染谷将太とメディアアーティスト・真鍋大度によるYCAMでの制作活動に関する対談や、2013年に『d design travel 山口』を上梓したD&DEPERTMANTのナガオカケンメイのインタビューを収録。


日産アートアワード2015:ファイナリスト7名による新作展

発行:「日産アートアワード」企画運営事務局
発行日:2016年3月31日
サイズ:29.7×22×0.5cm

日産アートアワード2015の公式カタログ。国際審査員による総評のほか、候補者推薦委員の飯田志保子、原久子、ロジャー・マクドナルド、服部浩之、崔敬華、近藤健一による作品講評を収録。



芸術公社アニュアル 2015-2016

発行:特定非営利活動法人 芸術公社
アートディレクション&デザイン:加藤賢策(LABORATORIES)
発行日:2016年3月31日
サイズ:21×14.7×0.5cm、56ページ

2015年1月に開催された設立シンポジウム以降、日本やアジア各地で、公演やシンポジウム、ワークショップ、レジデンス、ウェブ・プラットフォーム、リサーチなどを行なってきた芸術公社の公式アニュアル。本書は「芸術公社の個々のプロジェクトを横断的に記述し、芸術公社というコレクティブの総体を可視化する」ために編集されている。また、相馬千秋(芸術公社代表理事)とゴン・ジュジョン(台南芸術公社理事)が、東京と台湾の二つの芸術公社の発足から1年を振り返る対談や、ディレクター13名によるエッセイを収録。

2016/05/13(金)(artscape編集部)

カタログ&ブックス│2016年4月

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

きのこ漫画名作選

編著者:飯沢耕太郎
装幀:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)
発行:Pヴァイン
発行日:2016年3月20日
定価:3,200円(税別)
サイズ:18.8×13.3×2.5cm

「すべての"きのこ中毒者"へ」──飯沢耕太郎が編集する「きのこ漫画」アンソロジー。白土三平、つげ義春、松本零士、白川まり奈ら漫画家が描く「きのこモチーフ」作品を多数収録している。カバー前面に金箔を施した、初版限定3000部の特殊装幀本。



祖父江慎+コズフィッシュ

著者:祖父江慎
発行:パイ インターナショナル
発行日:2016年4月15日
定価:8,800円(税別)
サイズ:A4変、408ページ

ブックデザイナー・祖父江慎の主立った仕事を「コミックス」「読み物」「ビジュアル」「コズフィッシュ以前」の4カテゴリーに分けて祖父江自らによる解説とともに一挙掲載。加えて本文フォーマットや造本の設定書なども多数収録、巻末にはコズフィッシュ以前から2016年現在までの全仕事を網羅したブックリストも併録。祖父江慎+コズフィッシュのすべてがわかる408ページです![出版社サイトより]




ながいながいみち

作者・イラスト:フランク・ビバ
翻訳:アサダワタル、まきおはるき
発行:バナナブックス
発行日:2016年1月25日
定価:1,800円(税別)
サイズ:25.8×20.6cm

海の近くの黄色く輝く長い長い道に沿って、街を横切り、郊外を抜けて自転車が走る──。付属の切り取り式カードで道をたどって遊べる、爽快感が味わえる絵本。収納ポケット付き。[書籍紹介より]


観察する男──映画を一本撮るときに、監督が考えること

著者:想田和弘
発行:ミシマ社
発行日:2016年1月22日
定価:1,800円(税別)
サイズ:四六判、264ページ

岡山県牛窓を舞台にした観察映画『牡蠣工場』(2016年2月公開)をつくる想田和弘監督の取材記録。映画の撮影後記ではなく、撮影・編集中のインタビューによって、「観察する男『想田和弘』」自身を観察する構成。インタビューのなかに記されている撮影中の逡巡や構想中のアイディアは、完成した映画を補完するものではなく、新たな観察映画を鑑賞するかのように想起される。


日常と不在を見つめて──ドキュメンタリー映画作家・佐藤真の哲学

編集・発行:里山社
発行日:2016年3月24日
定価:3,500円(税別)
サイズ:四六判、368ページ

90〜00年代、《日常》と《不在》にこだわり、潜む闇をじっくりとあぶり出したドキュメンタリー映画作家、佐藤真。公害問題と日常、障害とは、アートとは何か、グローバリゼーションに抗うこと、そして映像のもつ根源的な力とは──。(…)
佐藤が世を去って9年。その仕事に着目した一冊の書籍が誕生します。影響を受けた人からともに歩んできた人まで、佐藤真に惹きつけられた32人の書き下ろし原稿とインタビュー、そして佐藤真の単行本未収録原稿を含む傑作選を収録。映像作家であり、90年代後半の類稀な思想家とも言うべき佐藤真の哲学を掘り下げ、今を「批判的に」見つめ、私たちの確かな未来への足場を探ります。[出版社サイトより]


OS10──アートとメディア・テクノロジーの展望 ICCオープンスペース10年の記録2006-2015

企画:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
発行:東日本電信電話株式会社
発行日:2016年3月25日
サイズ:19×25.5cm、368ページ

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]が、2015年度で10回目を迎えた「ICCオープン・スペース」を記念して制作した 記録集。メディア・アート作品や現代のメディア環境における多様な表現を取り上げて紹介する「ICCオープン・スペース」の10年間の記録と動向のドキュメント。巻末には藤幡正樹と久保田晃弘による対談とエルキ・フータモによる「オープン・スペース」評を収録。


AC217号

編集・発行:青森公立大学国際芸術センター青森
発行日:2016年3月25日
サイズ:19×25.5cm、368ページ

青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)が発行する定期刊行誌の17号(通巻18号)。主任技術員の椎啓による特集「AAICの展示の工夫」では、アーティスト・イン・レジデンスで滞在制作するアーティストの技術的サポートの事例を紹介する。それぞれの作品に合わせて考案・作製される器具や装置のほか、雪国ならではの運搬方法などを解説する。

2016/04/01(金)(artscape編集部)

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