2018年10月15日号
次回11月1日更新予定

artscapeレビュー

2017年06月01日号のレビュー/プレビュー

ドメネク・イ・モンタネール《サン・パウ病院》

[スペイン]

モンタネールによる《サン・パウ病院》を見学する。巨大な施設だ。ナインチンゲール病棟のダブル平行配置を行ない、採光に配慮した手術室が近代的である。が、これだけでは人は見にこない。傾斜地に各棟を並べた独自の風景、個性的な装飾で覆われたデザインゆえに、保存され、文化資産となっている。愛されるために、装飾は重要かもしれない。

2017/04/02(日)(五十嵐太郎)

《モヌメンタル闘牛場》《バック・ダ・ロダ橋》

[スペイン]

《モヌメンタル闘牛場》は、《ラス・アレナス》と同様、イスラム風だった。そしてカラトラバによる《バック・ダ・ロダ橋》は、ダブルアーチで橋の下への階段も兼ねるが、アクセス不可になっていた。

写真:上=《モヌメンタル闘牛場》 中・下=《バック・ダ・ロダ橋》

2017/04/03(月)(五十嵐太郎)

《サン・アントニ図書館》《ファブリカ・モリッツ》

[スペイン]

今年のプリツカー賞を受賞したRCRアーキテクツによる図書館を訪れた。道路側からはかなり控えめな表情だが、一歩奥に足を踏み入れると、街区内に小世界をつくる素晴らしい建築だった。ミース的なリフレクションの現代的な展開も感じる。来年開催されるギャラリー間の個展が楽しみになった。サン・アントニ市場は改装中で、近くに路上を占拠した細長い仮市場が出現している。そしてジャン・ヌーヴェルによるビール工場のリノベーション、Moritzは、外からは普通に見えるが、内部がカッコいい。

写真:左上3枚=《サン・アントニ図書館》 右上2枚=サン・アントニ市場 下2枚=《ファブリカ・モリッツ》

2017/04/03(月)(五十嵐太郎)

《グエル公園》《ガウディの家博物館》ほか

[スペイン]

昔の感覚で《グエル公園》に行ったら、有料ゾーンはだいぶ先まで予約が埋まっているために入れず。本当に時間指定入場のテーマパークになってしまった。公園だから昔は誰でも好きに入れたはずである。仕方なく晩年にガウディが住んでいた家を見学する。テラスから《サグラダ・ファミリア》がよく見えるが、高齢になったガウディにとって、現場への通勤はすごい坂道で大変だったのではと想像する。その他、街中のガウディ関係では、《カサ・ビセンス》とロベルト博士のモニュメントは修復工事中で覆いがかかる。《カサ・カルベ》は外観を見学したが、周囲にも同時代の興味深い建築がいろいろと残っている。

写真:上=《グエル公園》 中・下=《ガウディの家博物館》

2017/04/03(月)(五十嵐太郎)

ザ・コンサルタント

ベン・アフレックが一見地味な会計士だが、自閉症の超人/殺し屋というあまりないタイプの人物造形を試みており、想像以上の出来だった。ところで、ベッドの天井にポロックの絵を架けていたが、もともと垂直方向に描かれた作品だから、同軸で見るのはある意味正しいかもしれない。

2017/04/04(火)(五十嵐太郎)

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