DNP Museum Information Japan - artscape
カタログ・書籍
岐阜県美術館
郷土作家シリーズ6 早川国彦・水谷清・江崎寛友展
近代フランス絵画の華 19世紀リヨンの栄光
中川とも−天衣無縫の絵師−
日本の近代美術にみる「花」−自然を見つめる・こころ−
美しく濃く  岐阜の芸術家たち
フランス絵画 20世紀への旅立ち
山本芳翠の世界展
ARTISTS OF GIFU  CRADLE OF LOCAL CULTURE
オーストラリア国立美術館所蔵 オーストラリアの美術1940-1990
鯉江良二展《地⇔人》
生誕100年記念 クリスタル・かがやきへの祈り 各務鑛三展
近代のやまと絵 古代美術の再発見
風景と交感 小本章展
ウェールズ紀行−歴史と風景展
荒川修作 マドリン・ギンズ展 死なないために 養老天命反転地
 
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<郷土作家シリーズ6 早川国彦・水谷清・江崎寛友展>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館
発行:岐阜県美術館
発行年:1990年
頁数:108頁
図版点数:カラー33点、モノクロ101点
サイズ:27×22.5cm
郷土作家シリーズ6 早川国彦・水谷清・江崎寛友展 ●概要
郷土ゆかりの画家を紹介。水彩画における草分け的存在であった早川国彦は、モダンな日本の風景を水彩ならではの自由闊達な筆致で描いたことで知られた画家。また暖かみのある力強い画面構成で独自性を極めた水谷清、郷土の美術界にも深い関わりを持っていた江崎寛友を紹介。大正昭和の洋画壇に大きな足跡を残した身近な三人の画業をとおして、近代以降の美術の変遷を俯瞰することができる。

<近代フランス絵画の華 19世紀リヨンの栄光>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館
発行:岐阜県美術館
発行年:1990年
頁数:202頁
図版点数:カラー128点、モノクロ30点
サイズ:27.5×22.5cm
近代フランス絵画の華 19世紀リヨンの栄光 ●概要
パリを中心とする画壇の他に、19世紀のフランスには少数ながら重要な地方流派があった。リヨン派は特に、その精神主義的、哲学的志向で知られる。ボードレールに酷評されたリヨン派の実態とはどのようなものだったのか。世紀末象徴主義の形成にも間接的に関係してくる19世紀リヨン派を紹介。

<中川とも−天衣無縫の絵師−>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館
発行:岐阜県美術館振興会
発行年:1991年
頁数:72頁
図版点数:60点
サイズ:26.1×22.4cm
中川とも−天衣無縫の絵師− ●概要
中川ともは明治から昭和にわたる92年の生涯のほとんどを、郷里である岐阜県中津川、恵那両市ですごした。伝統的日本画と洋画の基礎を学びはしたが、彼女の特徴は、そのような絵画の約束事を打ち捨てた和紙にポスターカラーという表現主義的な独自の技法にある。さらに主題が芝居、浄瑠璃に集中し、画面上で複数の芝居を組立て、画家による新たな芝居を構想する。

<日本の近代美術にみる「花」−自然を見つめる・こころ−>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館、江崎栄彦
発行:岐阜県美術館
発行年:1992年
頁数:119頁
図版点数:カラー40点、モノクロ69点
サイズ:27.9×22.3cm
日本の近代美術にみる「花」−自然を見つめる・こころ− ●概要
四季の変化に恵まれた日本の風土は、それぞれの季節に様々な花を咲かせ人々の心に豊かさと潤いを与えてくれる。身近な存在である花をとおして、日本の近代美術にみられる画家と自然との関わりを、日本画・洋画あわせ約50点にて紹介。花鳥画にみられる伝統的な表現から新しい絵画運動にいたるまでを、順を追って描かれた花を見つめなおしている。画面に咲く花には画家が生きた時代の雰囲気までもが写されている。

<美しく濃く  岐阜の芸術家たち>
出展者:岐阜県美術館
編集:玉田幸人
発行:岐阜県美術館振興会
発行年:1991年
頁数:298頁
図版点数:カラー17点
サイズ:21×15cm
美しく濃く  岐阜の芸術家たち ●概要
元岐阜新聞編集局長が著者が、かつて岐阜日々新聞時代に「局長インタビュー」として連載した記事をまとめたもの。昭和50年代に始まったインタビューは多ジャンルにわたったが、ここでは、岐阜県ゆかりのある芸術家、9人を掲載。画家加東一、守屋多々志、熊谷守一、矢橋六郎、中川とも、篠田桃紅、工芸家佐治賢使、各務鑛三、書家日比野五鳳。丹念な取材と作家の生の声を伝える貴重な資料。

<フランス絵画 20世紀への旅立ち>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館 山本敦子、青山訓子、岡田潔、群馬県立近代美術館 中山公男、上村清雄
発行:岐阜県美術館、群馬県立近代美術館
発行年:1993年
頁数:176頁
図版点数:カラー189点
サイズ:26.8×21.5cm
フランス絵画 20世紀への旅立ち ●概要
実証主義や客観的写実主義がいきずまりを見せてきた19世紀末のフランスで、絵画がどのような変化をとげたか、それが20世紀の芸術にどのようにつながっていくかを探る。新印象主義、ポン=ダヴァン派、ナビ派を中心とする。

<山本芳翠の世界展>
出展者:岐阜県美術館
編集:跡見学園女子大学教授 青木茂、岐阜県立美術館学芸員 古川秀昭
発行:朝日新聞名古屋本社文化企画局名古屋企画部
発行年:1993年
頁数:182頁
図版点数:126点
サイズ:28×22cm
山本芳翠の世界展 ●概要
山本芳翠はわが国の洋画史上では高橋由一と黒田清輝を繋ぐ役割を果たしている。1878年から1887年までの10年間パリに滞在し、古典派のジェロームに学んだ。丁度印象派や象徴主義の運動展開時期と重なり、帰国後は明治美術会の創設、画塾生巧館の開設、白馬会の設立などに、滞欧体験を生かした助言者であった。「裸婦」「浦島図」などの代表作のほか、舞台美術の先駆的功績も高い。

<ARTISTS OF GIFU  CRADLE OF LOCAL CULTURE>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館
発行:岐阜県美術館
発行年:1993年
頁数:29頁
図版点数:33点
サイズ:28×22cm
ARTISTS OF GIFU  CRADLE OF LOCAL CULTURE ●概要
岐阜県関係作家11名を英文で紹介する。日本画の川合玉堂、前田青邨、洋画の山本芳翠、熊谷守一、墨の形象作家志篠田桃紅、陶芸の荒川豊蔵、染織の宗廣力三など郷土作家であると同時に日本美術を代表しうる作家として、選んでいる。構成は各作家の代表作品を一点選び、その中心ないし特徴的な部分を拡大図版で示している。また作家顔写真を掲載して、親しみやすい岐阜県文化、美術館、作家のガイドブックでもある。

<オーストラリア国立美術館所蔵 オーストラリアの美術1940-1990>
出展者:岐阜県美術館
編集:山本敦子、正村美里
発行:岐阜県美術館
発行年:1995年
頁数:212頁
図版点数:カラー123点、モノクロ20点
サイズ:29.5×22cm
オーストラリア国立美術館所蔵 オーストラリアの美術1940-1990 ●概要
岐阜県美術館が友好提携を結んでいるオーストラリア国立美術館の所蔵品から、オーストラリアの美術を紹介。オーストラリアが独自の美術を確立した戦後の50年に焦点をあてて、絵画、彫刻、陶芸、アボリジニ美術を展覧。まとめてみる機会の少ないオーストラリア美術と、それに関する通史をふまえたテキストは貴重。執筆者:Wally Caruana、Tim Fisher、山本敦子、正村美里。関連文献も併載。

<鯉江良二展《地⇔人》>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館、正村美里、青山訓子
発行:岐阜県美術館
発行年:1996年
頁数:Vol.1 108頁、Vol.2 32頁
図版点数:Vol.1 モノクロ55点 カラー71点、Vol.2 カラー17点
サイズ:29.5×22.7cm
鯉江良二展《地⇔人》 ●概要
土を使って器からオブジェまで幅広く製作する鯉江良二の、オブジェに焦点を絞ってのはじめての回顧展図録。初期の走泥社影響下の作品から、「土に還る」シリーズ、「チェルノブイリ」シリーズ、そしてアルミによる鋳込みのインスタレーションまで、エネルギッシュな変遷をたどる。旧作に詳細な年譜と資料写真を併載したVol.1と展示会場風景を中心に新作を掲載したVol.2の2セット。執筆者:鯉江良二、森真吾、正村美里。

<生誕100年記念 クリスタル・かがやきへの祈り 各務鑛三展>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館、平光明彦
発行:岐阜県美術館
発行年:1996年
頁数:128頁
図版点数:カラー120点、モノクロ3点
サイズ:29.7×21cm
生誕100年記念 クリスタル・かがやきへの祈り 各務鑛三展 ●概要
クリスタルガラスに先駆的工芸作家で各務クリスタルの創始者各務鑛三の、郷土で初めての回顧展図録。1920年代の日展出品作から晩年のカットを生かした美しい花器まで。参考出品の色紙は、画賛ともに味わい深い。長男各務満の作品も併載される。挨拶文:Maria Shuly(Augustinermuseum Freiburg),Inmgard Hilker-Bohm(ガラス作家)、エッセイ:各務満、玉田幸人(元岐阜新聞編集局長)、平光明彦

<近代のやまと絵 古代美術の再発見>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館学芸部、青山訓子、岡田潔、正村美里、廣江泰孝、山本敦子
発行:岐阜県美術館
発行年:1998年
頁数:120頁
図版点数:カラー124点、モノクロ4点
サイズ:29.5×22.7cm
近代のやまと絵 古代美術の再発見 ●概要
近代日本の画家たちは、西洋絵画の要素を取り入れて技法・表現の革新を試みる一方で、伝統的美術も新たな視点から見つめなおした。伝統的絵画のひとつである「やまと絵」もその古典に魅了された画家によって研究され、そこから個性的な絵画様式が生みだされた。そのような近代日本画の流れを「やまと絵との関係」という観点からとらえ直し、「近代やまと絵」の諸相を探ろうとしたのが本展である。

<風景と交感 小本章展>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館学芸部 岡田潔、廣江泰孝
発行:岐阜県美術館
発行年:1998年
頁数:56頁
図版点数:カラー68点、モノクロ10点
サイズ:24×22.1cm
風景と交感 小本章展 ●概要
岐阜県ゆかりの注目すべき現代美術家、小本章の個展カタログ。本展は、彼が1970年から展開してきた主要作品、seeingシリーズを中心に、約50点の作品で構成された。全く独自のseeingシリーズは、風景の手前にキャンヴァスなどをセットして色を塗り、その絵と風景をつなげて、カラー写真に撮るというものである。カタログでは年譜に出品作の図版を織り交ぜるなど、編集に新しい工夫を試みた。

<ウェールズ紀行−歴史と風景展>
出展者:岐阜県美術館
編集:ウェールズ国立美術館、岐阜県美術館
発行:岐阜県美術館
発行年:1998年
頁数:151頁
図版点数:カラー82点、モノクロ4点
サイズ:29.6×22.6cm
ウェールズ紀行−歴史と風景展 ●概要
ウェールズ国立美術館所蔵の英国水彩画展。ウェールズ地方を旅行するという体裁をとりながら、英国水彩画の発生と隆盛にウェールズという当時のへき地がどのようにかかわっていたかを探る。ターナー、ルーカー、タウンなど。

<荒川修作 マドリン・ギンズ展 死なないために 養老天命反転地>
出展者:岐阜県美術館
編集:岐阜県美術館副館長 平光明彦、岐阜県美術館学芸員 岡田潔、養老天命反転地学芸員 平林恵
発行:岐阜県美術館
発行年:1999年
頁数:124頁
図版点数:124点
サイズ:30.5×26cm
荒川修作 マドリン・ギンズ展 死なないために 養老天命反転地 ●概要
「養老天命反転地」の作者、荒川修作とマドリン・ギンズの展覧会カタログ。様々に注目されながら、よく分からないと言われる「養老天命反転地」について、本展は荒川・ギンズ芸術の全体像から、その体質を意義を見直そうと試みた。そのために「養老天命反転地」の発想に関係している体験型作品も、ドローイング、模型など展示した。カラー図版71頁。年譜、文献などのデータも充実している。



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