artscape <新着情報>
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2002年3月15日号 |
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講演会+シンポジウム 21世紀「ヨーロッパ」の理念:政治思想の未来 ――マッシモ・カッチャーリ氏を迎えて」 |
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マッシモ・カッチャーリ氏(ヴェネツィア建築大学正教授)は、著書『必要なる天使』(邦訳が人文書院から近刊)や、『批評空間』に連載された「世紀転換期のウィーン」で知られるイタリアを代表する哲学者のひとりであり、ヴェネツィア市長を務めた政治家でもあります。東京大学教養学部DESK(ドイツ・ヨーロッパ研究室:担当・田中純)では、カッチャーリ氏を日本に招聘し、著書『ヨーロッパの地-哲学』や『群島』で展開されたヨーロッパ論を中心に、欧州統合過程の思想的課題を主題とした講演会および現代都市の哲学をめぐるシンポジウムを企画しました。ヨーロッパ思想史の徹底した考察と現代政治の現場経験とが深く交錯するカッチャーリ氏の思索は、幅広い関心に応えるものであると信じます。 ※この催しは東京大学教養学部創立50周年記念国際学術企画として開催されます。
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