DNP Museum Information Japan - artscape
Museum Information Japan
Exhibition Information Japan
Recommendations
Exhibition Reviews
HOME



ア−オ
カ−コ
サ−ソ
タ−ト
ナ−ノ
ハ−ホ
マ−モ
ヤ−ヨ
ラ−ワ
0〜9
A〜Z
運動・動向・様式
美学・批評用語
技法・方法論
美術館・展覧会
出来事・事件
書物・雑誌


アクリル絵の具 Acrylic Pigments


顔料とアクリル樹脂分散液から作られる色材のこと。顔料とは溶解しない色の粒子のことであり、アクリル樹脂分散液とは、顔料のそれぞれの粒子を接合したり、顔料を画布に定着させたりする液体展色剤のことである。卵や膠、油といった天然のものから作られていた展色剤に、19世紀後半から合成樹脂が加わり、アクリル絵の具は徐々に普及していった。油絵の具が厚いペースト状の画層を形成し、乾燥すると不溶性であるのに対して、アクリル絵の具は透き通った画膜を形成し、被覆しにくい。速乾性と耐水性を兼ね備えているために重ね塗りにも適している。固着性があるため、さまざまな画材表面に塗ることが可能。また変色、ひび割れしにくく耐久性、柔軟性にも優れている。

(平芳裕子)

a / / 技法・方法論

ArtShopArchivesArt LinksArt Words
prev up next
E-mail: nmp@icc.dnp.co.jp
DAI NIPPON PRINTING Co., Ltd. 2002
アートスケープ/artscape は、大日本印刷株式会社の登録商標です。