8月より、「建築のコンテクスト」、「建築展」ということをテーマとし、私たちの考えを書いてきました。それは思考の過程であるが故に、この3ヶ月の間にもいろいろと考えが変化してきたのも事実です。私たちの間だけでなく、プロジェクトに賛同頂いた建築家、後援機関の方々と議論していく内に展覧会のタイトルも変化してきました。 この夏日本に帰国し、いくつかのギャラリーを回り、担当者の方々とお話させて頂いたことも非常に有意義なことでした。 そして、私の横で毎月、毎週のように新しいイベントを立ち上げ、活動されているKajicoさん、伊藤さんのお二方には非常に良い影響を受けました。経済的な事情もあわせて、展示方法は当初考えてもいなかったような方法になりそうです。
いろいろなことが良い意味で刺激を受け、変化しましたが、「建築」を通して社会をあぶりだす展示をする、という考えは今でも持ち続けており、それが私たちのコンセプトの根幹を成しています。それは建築と社会を今一度つなぎ合わせたい、という思いの裏返しでもあります。
今後、この展示については以下のウェブサイトで進行過程を報告していきます。
このような貴重な場所を提供頂いたartscape編集者の方、そして今日までブログを読んで下さった方々へ厚くお礼申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。