アートフラッシュニュース
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「伊藤公象 WORKS 1974-2009」展
最終更新日:2009年06月15日
土を素材にした陶造形で知られる伊藤公象の35年間の歩みを紹介するものです。人為をできるだけ抑え、自然の作用を採り入れた有機的な創作の世界が、美術館の広大な展示空間に大型インスタレーションを伴い「秩序とカオス」としてダイナミックに展示されます。
伊藤は、ある時は土を凍らせ、ある時は乾燥による土の収縮や亀裂を創作に採り込むなど、自然現象を活かして千変万化する土の表情を生み出してきました。1978年にはインド・トリエンナーレ、1984年にはヴェネツィア・ビエンナーレにそれぞれ日本代表として参加するなど、その活躍の場は国内を問わず海外まで広がり、土の造形のパイオニアとして高い評価を得てきました。
豊かな生命力を喚起してやまない伊藤公象の作品は、自然と人間との関係性が問い直される21世紀にあって多くの示唆をわたしたちに与えてくれるでしょう。待望の東京での大規模回顧展です。
- 会場
- 東京都現代美術館 企画展示室B2階
- 会期
- 2009年8月1日(土)~10月4日(日)
- 入場料
- 一般:1000円 学生:800円 中高生・65歳以上:500円
- 休館日
- 月曜日(ただし8月10日、17日、9月21日、28日は開館)
- 開館時間
- 10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
- 問い合わせ先
- TEL:03-5777-8600
- 主催
- (財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館/読売新聞東京本社/美術館連絡協議会
- 詳細URL
- http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/100/1