アートフラッシュニュース

これまでさまざまな人々を巻き込みながら事件のような出来事を巻き起こしてきたアーティストユニット「Nadegata Instant Party（中崎透＋山城大督＋野田智子）」が、8月29日より水戸芸術館にて開催されるコレクションを使った展覧会「現代美術も楽勝よ。」の関連企画として新作「Reversible Collection／リバーシブルコレクション」を発表いたします。

　今回、Nadegata Instant Partyは一般公募で集まった約50人のキャストやスタッフと共に水戸芸術館や出品作品そして展覧会「現代美術も楽勝よ。」をモチーフとした映画『学芸員A最後の仕事』を製作しました。そして本映画は展覧会「現代美術も楽勝よ。」の展示内容とも連動しており、Nadegata Instant Partyが“学芸員A”という映画の中の架空の人物になりきって実際に展覧会「現代美術も楽勝よ。」で展示する作品の選定から展示計画に到るまでも企画。コレクション展でありながら映画の舞台セットにもなっているそんな二つの楽しみ方ができる「Reversible Collection／リバーシブルコレクション」。Nadegata Instant Partyによる水戸を舞台に繰り広げられたひと夏の大プロジェクトをぜひご覧ください。

＊映画「学芸員Aの最後の仕事」特別上映
日時：2009年9月12日（土）、14：00～15：30
会場：水戸芸術館ACM劇場
定員：300名（料金は「現代美術も楽勝よ。」展鑑賞券に含まれます）
監督、出演者、製作スタッフによる舞台挨拶があります。