アートフラッシュニュース

最新の情報は、各施設の公式ホームページなどでご確認ください。

デジタルサイネージで見る「吉備大臣入唐絵巻」

最終更新日:2010年04月20日

最近、街中でも目にするようになったデジタルサイネージ(電子看板)を使って、貴重な美術作品の展示を行う試みが、奈良国立博物館で行われています。

奈良国立博物館で開催中の『大遣唐使展』で、平安絵巻の傑作「吉備大臣入唐絵巻」の1巻と4巻が公開されています。今回公開されていない絵巻も含め全24メートルに及ぶ全巻をデジタルサイネージで表現しています。

原寸大で表示された絵巻物を6メートル近くの長さのある大画面ディスプレイ(ディスプレイは8面)で鑑賞したり、絵巻の見どころをクローズアップして鑑賞することもできます。

会場
奈良国立博物館
会期
2010年4月3日(土)~6月20日(日)
入場料
一般1,400円、高校・大学生1,000円、小・中学生500円
休館日
毎週月曜日(ただし5月3日は開館)
開館時間
午前9時30分~午後5時(4月30日から毎週金曜日は午後7時まで) 入館は閉館の30分前まで
奈良国立博物館URL
http://artscape.jp/exhibition/pickup/1213281_1997.html/