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企画展「母たちの神−比嘉康雄展−」

最終更新日:2010年11月01日

比嘉康雄(ひが・やすお)は、1968年のB52爆撃機の墜落事故をきっかけに、警察官の職を辞して写真家となりました。激動期の沖縄を象徴し、戦後沖縄を代表する写真家の一人と言えるでしょう。
 初期には、沖縄の社会的な現状に目を向けましたが、宮古島の祭祀との出会いに衝撃を受け、琉球弧の祭祀世界―沖縄の古層に、沖縄人の生活・文化の根となる思想を求めていきました。
 本展では、比嘉が生前に出版のため編纂した「母たちの神」―琉球弧の祭祀を網羅した写真群―を中心に紹介しながら、比嘉康雄が求めた思想を芸術、民俗、哲学などの各方面から、多面的に検証いたします。

会場
沖縄県立博物館・美術館 企画ギャラリー1・2
会期
2010年11月2日(火)~2011年1月5日(水)
入場料
一般=1,000(800)円、大学・高校生=700(560)円、中学・小学生=300(240)円
*()内は、前売り及び20名以上の団体料金です
問い合わせ先
098-941-8200(沖縄県立博物館・美術館)
主催
沖縄県立博物館・美術館/沖縄県教育委員会
詳細
http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=572