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hyslom「Documentation of Hysteresis」上映会

最終更新日:2012年04月06日

「僕らは、3つの変容するフィールドを定期的に探検している。フィールドとは、切り崩された山に形成されゆく巨大ニュータウン、出身大学キャンパスの地下、生まれ故郷の里山に建設された産業廃棄物処理場。
それぞれのフィールドでは、その日、その場所特有の状況に合わせて身体を駆使した出来事を引き起こし、自己の身体感覚や意識に記憶として刻み込んでいく方法『Documentation of Hysteresis』を映像、写真、日記やスケッチ等を用いてシリーズとして展開している。都市や街が変容していく中に、無くなり、隠れてしまう機能や制度、物、自然現象等を浮かび上がらせ、現在僕らが住む都市や街の有り様を考察することを目的とする。」

*「Hysteresis」とは物理の用語で、ある物に力を加えると、最初の状態のときと同じに戻しても状態が完全には戻らないという意味を持つ。履歴現象。

両日とも第1部は、3つのフィールドの1つ、ニュータウンに2年半通い続けた記録作品の上映を行ないます。第2部では、14日(土)に砂連尾理(振付家、ダンサー)、垣尾優(ダンサー)、大歳芽里(振付家、ダンサー)と即興パフォーマンスを作り出し、15日(日)には遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)とトークを行ないます。

○2012年4月14日(土)
[第1部]18:30〜/上映
[第2部]20:15〜/パフォーマンス(砂連尾理+垣尾優+大歳芽里+ヒスロム)

○2012年4月15日 (日)
[第1部]18:30〜/上映
[第2部]20:15〜/トーク(遠藤水城+ヒスロム)

会場
Social Kitchen(京都市上京区相国寺門前町699)
会期
2012年4月14日(土)、2012年4月15日(日)
入場料
両日とも1,000円(1ドリンク付)
開館時間
18:30〜
詳細

http://hanareproject.net/event/2012/04/hyslom-documentation-of-hysteresis-1.php

参加作家
hyslom/ヒスロム(加藤至 星野文紀 吉田祐