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「報道写真とデザインの父 名取洋之助―日本工房と名取学校」展
最終更新日:2012年04月25日
報道写真とデザインの父、名取洋之助の企画展が、千代田区立日比谷図書文化館で、27日より開催されます。
名取は昭和8年に、報道写真を標榜する制作集団「日本工房」を設立。木村伊兵衛、土門拳、原弘、山名文夫、河野鷹思、亀倉雄策など若き写真家やデザイナーが参画して、欧米への写真配信や清新なデザインで写真をまとめた対外日本文化紹介グラフ誌『NIPPON』の刊行などに邁進しました。
戦時体制に組み込まれながら理想の実現に奮闘した名取たちの仕事は、日本の写真・デザイン界の源流となりました。三木淳、稲村隆正、岡部冬彦ら戦後世代の若き写真家やデザイナーたちが仕事を通じて鍛えられ、編集現場は「名取学校」とも呼ばれました。
写真家として、また、プロデューサーとして、生涯を報道写真に捧げた名取洋之助が没して50年。彼の仕事を一堂に会して、その功績を顕彰します。
- 会場
- 千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
(〒100-0012 千代田区日比谷公園1番4号) - 会期
- 2012年4月27日(金)~ 6月26日(火)
- 入場料
- 一般 300円、大学生200円
※千代田区民、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名 無料 - 休館日
- ※5月21日(月)、6月18日(月)は休館日
- 開館時間
- 10:00~ 20:00(土曜 ~19:00、日・祝 ~17:00)
※入室は閉室30分前まで - 詳細