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2012亜欧堂田善版画教室

最終更新日:2012年07月12日

須賀川市は奥州街道の宿場町として栄え、奥深い町人文化の流れが今日まで続いています。銅版画家・亜欧堂田善は1748年に現在の須賀川市諏訪町に生まれ育ち、白河藩主松平定信公の御用絵師として、我が国初めての銅版画による解剖図や世界地図などを創り上げて活躍しました。今も須賀川市立博物館には数多くの作品が残され、須賀川商工会議所青年部により毎年2月に田善顕彰版画展が催されるなど、市民に愛される郷土の偉人です。

2010年3月20日に田善の描いた「浅間山図屏風」が国重要文化財に指定された事を皮切りに、今年4月20日には須賀川市立博物館所蔵の「銅版画東都名所図」「銅版画見本帖」が国重要文化財に指定されました。これを記念し田善が残した作品ならびに技術を普及啓蒙するために、版画教室を開催いたします。

概要:アクリル樹脂版によるドライポイントの制作(作品寸法16×24cm)。2日間で製版から刷りの作業までを行い、最後に額入れしてお持ちいただけます。参加者は下絵、筆記用具、汚れても良い服装を準備ください。

対象者:小学4年生以上の一般市民 ※小学校3年生以下は保護者同伴であれば可
定員:午前の部・午後の部それぞれ20名
参加費:1人1,000円(2日分)
応募締め切り:7月17日(火)※定員になり次第、締め切ります

会場
須賀川市立博物館(版画教室参加者は入館無料)
日時
第1回:2012年7月21日(土)、22日(日)
第2回:2012年8月11日(土)、12日(日)
午前の部9:00~12:00/午後の部13:30~16:30
問い合わせ先
須賀川小会議所青年部事務局(担当:小林)
TEL:0248-76-2124 FAX:0248-76-2127
主催
須賀川商工会議所青年部