アートフラッシュニュース
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GALAXY Lab. 2014 「Accidental Tools-予測不可能な文房具-」
最終更新日:2014年09月19日
東京藝術大学大学院映像研究科は、2013 年4 月にサムスン電子ジャパン株式会社の協力のもと、スマートフォン、デジカメなどの多機能、高性能の時代の映像を考える GALAXY Lab. をたちあげました。以来、学内外のさまざまな参加者とともに研究・作品制作を行ない、年に一度、発表を行なっています。第二回目は「Accidental Tools ―予測不可能な文房具―」をテーマに参加型展示、上映、プレゼンテーション、デモ、トークイベントを開催します。
Accidental Tools ―予測不可能な文房具―(apparatus improvisus)
もっとも最先端で、あらゆる機能が盛り込まれたスマートフォンは、とっくにコンピュータを超えているにも関わらず、お財布のように、手帖のように、電話のように振舞っているのは、なにかがオカシイ。昨年は動画撮影機能に特化したが、今年は一気にプログラミングに手を出した。まだ使われていない機能、これまでとは異なった方向からの利用について、考えた。ともかく、使って見てください。いっしょに遊んでみてください。 (東京芸術大学大学院映像研究科教授 藤幡正樹)
【参加型展示】
多くの作品は、スマートフォンを通して鑑賞します。当日は、アプリの入ったスマートフォンを会
場で貸出します。事前申込は不要。開催日時はホームページでご確認ください。
1)アフレコ・カメラ
アニメの背景を撮影するカメラです。実写にアニメを重ねるのではなく、用意されたアニメに風景や人物を位置合わせしながら撮影することができます。飛んでくるアニメのトリを人の頭の上に止まらせたり、コップにアニメの目を付けたりできます。アニメをモチーフにしてカメラマンを動かせないかという発想から始まったアプリで、スマートフォンの動画撮影機能を多くの人に使って欲しくて考えました。
2)渋谷AR ツアー
渋谷の街をさまざまな形で、掘り起こすフィールドワークを行ってきました。その成果をAR(拡張現実感)の技術を用いてツアー展示します。拡張現実感とは、写し込まれた映像の中に現実には見えない情報を可視化させる技術で、例えば街角の地図に江戸時代の地図を表示するといったことが可能になります。ツアーでは、過去の渋谷と現在の渋谷、あるいは未来の渋谷が交じった物語が展開する予定です。
*詳細はホームページでご確認ください。
【トークイベント】
1)『アニメでメディアを作る?』
10 月3 日(金)17:00 -18:30
スピーカー:細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部教授)+藤幡正樹(研究推進・教授)
2)『拡張現実感って何?』
10 月4 日(土)16:00 - 17:30
スピーカー:萩原朔美(多摩美術大学造形表現学部教授)+藤幡正樹(研究推進・教授)
会場:渋谷ヒカリエ 8/ COURT
入場料:無料、事前申込不要
【上映/プレゼンテーション/デモンストレーション】
10 月3 日(金)13:00 - 19:00
10 月4 日(土)11:00 - 20:00
会場:渋谷ヒカリエ 8/ COURT
*プログラムはホームページで発表いたします。
- 会場
- 渋谷ヒカリエ 8/ CUBE + COURT
- 会期
- 2014 年9月25 日~ 10 月5日
- 入場料
- 無料
- 休館日
- なし
- 開館時間
- 11:00 ~ 20:00
- 問い合わせ先
- 東京藝術大学大学院映像研究科 藤幡正樹研究室 E-mail: glab@galaxylab.net
- 主催
- GALAXY Lab.(東京藝術大学大学院映像研究科+サムスン電子ジャパン株式会社)
- URL
- http://galaxylab.net/