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第3回吉阪隆正賞 記念対談「有靴無帽のつぎに──第3回 吉阪隆正賞に期待すること」
最終更新日:2014年11月26日
第3回 吉阪隆正賞に際し、記念対談を行います。
吉阪隆正は人類と人類を取り巻く環境の関係を、靴と帽子を用いて例えていました。自然のままに生きていた原始は「無靴無帽」、自然に人類の手が加わった環境、すなわち農耕社会から工業化へ向かう時代では靴と帽子を必要とした「有靴有帽」、そして文明社会は帽子を必要としなくなった「有靴無帽」。人類は人工的な環境に囲まれ、どのようにその環境に対応してよいか暗中模索の状態にあると吉阪は指摘しました。 転換期の生活に新たな光をあてる活動を顕彰する吉阪隆正
賞が期待する、“つぎ”の人間像を検討します。
■日時:2014年11月28日(金)
第1部 イントロダクション 18時45分〜19時00分
第2部 対談 内藤廣☓北山恒「有靴無帽のつぎに──第3回吉阪隆正賞に期待すること-」 19時00分〜20時30分
■登壇者
内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)、北山恒(建築家・横浜国立大学大学院教授)
司会:後藤春彦(早稲田大学教授)
■吉阪隆正(よしざか たかまさ)
建築家・登山家・探検家
1917年 東京生まれ
1933年 ジュネーブ・エコール・アンテルナシャル卒業
1941年 早稲田大学理工学部建築学科卒業
1950年 戦後第一回フランス政府給付留学生として渡仏、ル・コルビュジェに師事
1959年 早稲田大学理工学部教授
1980年 63歳で死去
主な建築作品
吉阪自邸(1955年、現存せず)、浦邸(1956年)、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館(1956年)、ヴィラ・クゥクゥ(1957年)、海星学園
(1957年)、呉羽中学校(1958年、現存せず)、日仏会館(1960年、現存せず)、江津市庁舎(1962年)、アテネフランセ(1962年)、大
学セミナー・ハウス(1965年)、生駒山宇宙科学館(1969年、99年閉館)、野沢温泉ロッジ(1969年)ほか
■これまでの受賞者
第1回:田中泯
第2回:坂口恭平、治郎丸慶子
- 会場
- 早稲田大学西早稲田キャンパス63号館04・05会議室
- 会期
- 2014年11月28日(金)
- 入場料
- 無料
- 開館時間
- 18時45分〜20時30分
- 問い合わせ先
- 吉阪隆正賞選考事務局
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 55N-8-9
早稲田大学建築学科建築史中谷礼仁研究室気付
TEL/ FAX:03-5286-2496
E-mailinfo@yosizaka-award.org - 主催
- 早稲田大学建築学科
- ウェブサイト
- http://www.yosizaka-award.org/main-3th.html
- 会場地図
- http://www.waseda.jp/top/access/nishiwaseda-campus