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青森EARTH 2014 豊島重之+モレキュラーシアター 「スヴァールバル〜種子の方舟」
最終更新日:2015年02月24日
青森EARTH 2014 「追悼・豊島弘尚 彼方からの凝視」連動企画
豊島重之+モレキュラーシアター 舞台芸術公演
《スヴァールバル〜種子の方舟 Svalbard Vault:Vehicle for Seeds》
八戸市を拠点に活動するパフォーマンスグループ「モレキュラーシアター」と同グループの演出家・豊島重之による、身体と言葉と映像が交錯する舞台公演。
公演概要
砂漠化する大草原、侵蝕される熱帯雨林、枯渇を加速させる種子たち、レミングする羚羊の群れさながら、地走りする植生たち。その一方、シベリアからの渡り蝶アサギマダラがヒヨドリバナの蜜を求めて種差岩礁を再訪する。グローバルな異常気象にもオオハンゴンソウの猛威にも屈することなく。
極光の画家豊島弘尚のオーロラ絵画の光源は、見えざる北極点の凍原スヴァールバルだ。世界を何度でも(だが二度目はあるのか?)殲滅できる核戦争の要衝スヴァールバル。この氷点下の島に地上のすべての絶滅種子を凍結貯蔵・永久保存する壮大な計画は、まだ間に合うというのだろうか。
「Huginn フギン=思考」と「Muninn ムニン=記憶」の二羽のカラスを両肩に佇立する隻眼の画家。見渡す限りの銀箔面が底光りを放つ「ギンヌンガガップ=奈落」の黙示録。「Stony Staring from far beyond 彼方からの凝視」がワルプルギスの狂宴/魔女たちの華麗なる乱舞ならば、私たちは「種子の乗り物:ヴィーイクル」に賭けてみようではないか。
― 豊島重之
作・演出・美術:豊島重之
出演:田島千征・中野真李・久保田祥貴・大久保望・田中幸乃・大久保一恵・高沢利栄
映像出演:倉石信乃(写真史家・明治大学教授)
トーク出演:佐々木敦(批評家・早稲田教授)・石川千佳子(美術史家・宮崎大学教授)・高橋宏幸(演劇批評家)
ドキュメント映像《retard en verre ter[ガラス製の遅延]テール》撮影・編集:佐藤英和(映像作家)
スタッフ:宮内昌慶・間垣隆・荒谷勝彦・日沢光晴・豊島章伍・ほか
モレキュラーシアター[molecular-theatre.jp/dblycee.jp ]
※事前のお申し込みが必要です。ご参加される方のお名前とご連絡先を下記「問い合せ先」に、電話かFAXまたはメールでお知らせください。定員に達ししだい締め切らせていただきます。
- 会場
- 青森県立美術館シアター
青森市安田近野185 - 会期
- 2015年3月8日(日)14:00~15:30 (受付 13:30~)
- 入場料
- 無料(定員100名)
- 問い合わせ先
- 青森県立美術館
Tel. 017-783-3000/Fax. 017-783-5244
E-mail: bijutsukan@pref.aomori.lg.jp - 主催
- 青森県立美術館