アートフラッシュニュース

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みちのくアート巡礼キャンプ

最終更新日:2015年06月05日

東北から思考する、新進芸術家・企画者要請集中ワークショップ

みちのくアート巡礼キャンプは、
(1)東北を知る、巡る
(2)東北から問いを立てる
(3)それを自分の表現や企画へと発展させる
ことを主眼とした1か月集中ワークショップです。
対象は、東北で今後なんらかの活動を志すアーティスト、企画者たち。
震災がもたらした亀裂や揺らぎを、まだ見ぬ表現へと繋ぐために、
ともに東北から思考する参加者をお待ちしています。


□POINT 1 「巡礼」をテーマにしたフィールドワーク、ワークショップ
本ワークショップでは、芸術表現と東北を切り結ぶテーマとして「巡礼」を掲げます。
ワークショップ自体が複数の訪問地を移動しながら開催され、 そこで行われる議論や創作も「巡礼」をキーワードに展開されます。


□POINT 2 表現ジャンル不問、東北から問いを立てる
本ワークショップでは、あえて表現ジャンルを問いません。
「東北から問いを立てる」ことに重心をおき、フィールドワークやリサーチはもちろん、 民俗学者、宗教者、社会学者、芸術家らを招いてのディスカッションを集中的に行います。

□POINT 3 成果発表は未来のプラン、優秀プロジェクトは実現へ
本ワークショップの成果発表は、実作の提示ではなく、未来の作品やプロジェクトのプランを発表する形をとります。
優秀プロジェクトは、実際に東北での実現に向けて動き出すよう、講師や事務局がサポートを約束します。


■養成プログラム概要
□合宿ワークショップ
日程: 8月2日(日)~6日(木)(4泊5日)(予定)
合宿場所: 福島県喜多方市、二本松市ほか
東北学の提唱者である民俗学者・赤坂憲雄氏による特別講義や、複数の講師による集中ワークショップを開催。また参加者の興味に応じたグループ・フィールドワークを実施。

□個別リサーチ/サテライト・ワークショップ
日時: 8月7日(金)~8月27日(木)
場所: 参加者の希望・都合に応じて調整
合宿ワー作家、福島県三春町福聚寺住職クショップで掴んだものを起点に個別リサーチやフィールドワークを展開し、作品プランや企画プランへと発展させる。そのプロセスを講師陣が個別にフォローアップ。さらに受講生同士が相互批評し合えるサテライト・ワークショップを複数開催。

□プレゼンテーション/講評
日時: 8月28日(金)~30日(日)
会場: TRUNK | Creative Office Sharing(仙台市)
ディスカッションやリハーサルを経てブラッシュアップされたプランを一人ずつプレゼン。講評の場には、ワークショップ講師陣に加え東北各地で活動する文化事業関係者らが出席し、プラン実現に向けた具体的なアドバイスや逆提案で応答。


■講師陣
赤坂憲雄(民俗学者、学習院大学教授、福島県立博物館館長)
長内綾子(キュレーター、surviart 主宰)
玄侑宗久(作家、福島県三春町福聚寺住職)
高山明(演出家)
畠山直哉(写真家)
藤井光(美術家・映画監督)
本江正茂(東北大学大学院 工学研究科 都市・建築学専攻 准教授)
山内明美(社会学者、大正大学特命准教授)
相馬千秋(アートプロデューサー、NPO法人芸術公社代表理事)

会期
8月2日(日)~30日(日)
問い合わせ先
特定非営利活動法人 芸術公社
Tel&Fax 03-6903-6676
E-mail: contact@artscommons.asia (担当:相馬、浅野)
主催
特定非営利活動法人 芸術公社
募集人員
10名程度
詳細は応募要項をご参照ください。
ワークショップ参加料
3万円(宿泊費・交通費の一部負担額として)
また以下の経費は自己負担となります。
自宅からワークショップ開催地(福島県喜多方市、宮城県仙台市)までの往復交通費
その他、個別リサーチにかかる諸経費、自身の創作に必要な機材・材料費等
応募締め切り
2015年6月14日(日) 24時 必着
ウェブサイト
http://art-junrei.jp/