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「動く、光る、目がまわる!キネティック・アート」展 関連イベント
最終更新日:2015年07月08日
埼玉県立近代美術館で開催中の「動く、光る、目がまわる!キネティック・アート」展に関連して、さまざまなイベントが開催されます。
キネティック・アートとは、「動く芸術」のことです。その名のとおり、機械じかけで動いたり、光ったり、目がまわるような錯覚をもたらしたり・・・私たちの感覚に直に訴えかけてくる実験的な世界が広がります。キネティック・アートは終戦後、進歩する科学技術を芸術に取り入れようとする気運のなか、1950年代後半から60年代にかけて、ヨーロッパを中心に盛んに制作されました。その多くは幾何学的な形や線をもとにしているため、はじめは親しみにくい印象を受けるかもしれません。しかし、作品の角度や視点の移動によって思いがけない見え方があらわれるので誰もが楽しめ、見る人と作品の相互の関わりを鮮やかに浮かび上がらせてくれます。
■夏割☆200 サマー・スペシャル割引ーお子様といっしょに展覧会へ!
一般、大高生の方が中学生以下のお子様といっしょにご観覧の場合、本展の観覧料が200円引きになります!
※中学生以下のお子様をお連れの方であれば、何名様でも割引が受けられます。お子様といっしょにご購入ください。
※他の割引と併用はできません。
■スペシャル・トーク
□vol.1 視覚的イマジネーションの世界:近代科学からモダン・アートへ
日時:7月25日(土)14:30〜16:00(14:00開場)
場所:2階講堂
内容:近代科学と芸術の出会いから、光と運動による視覚表現へと発展したキネティック・アートを20世紀の芸術史からふりかえります。
講師:井口壽乃(埼玉大学教授)
定員:当日先着100名
費用:無料
□vol.2 中ザワヒデキのキネティック・アート論
日時:8月2日(日)14:30〜16:00(14:00開場)
場所:2階講堂
内容:美術家として活躍する中ザワヒデキ氏をお招きし、自作との関連から、キネティック・アートについてお話しいただきます。
講師:中ザワヒデキ(美術家)
定員:当日先着100名
費用:無料
■上映会「形と動きの表現」
日時:7月12日(日)13:00〜、14:30〜、16:00〜の3回上映(開場は30分前、上映時間は約50分)
場所:2階講堂
内容:20世紀初頭に生まれた、抽象的なイメージや動きの表現を追究した短編映画をご紹介します。
上映作品:ハンス・リヒター《リズム21》1921年、《午前の幽霊》1927-28年、フェルナン・レジェ《バレエ・メカニック》1924年、マン・レイ《エマク・バキア》1926年、マルセル・デュシャン《アネミック・シネマ》1926年 16mmフィルムによる上映
定員:当日先着100名
費用:無料
フィルム提供:かもめ座FILMアーカイブ
■ミュージアム・コンサート
□「うごき、きらめき、かたち、まじわる。Kinetic art by dance and music」
日時:9月6日(日)14:30〜(開場は30分前、演奏時間は約60分)
場所:地階センター・ホール
内容:キネティック・アートにちなんで、クラシック音楽からインド古典音楽・舞踊まで、さまざまなコラボレーションを行います。
出演:山田武彦(ピアノ)、佐藤雅子(カタックダンス)、森山繁(タブラ)
定員:当日先着60席
費用:無料
■担当学芸員によるギャラリー・トーク
日時:7月18日(土)、8月1日(土)各日とも15:00から30分程度
場所:2階展示室内
費用:企画展観覧料が必要です。
- 会場
- 埼玉県立近代美術館
(埼玉県さいたま市 浦和区常盤9−30−1) - 会期
- 2015年7月4日(土)〜9月6日(日)
- 入場料
- 一般=1,000円(800円)
大高生=800円(640円)
※( )内は団体20名以上の料金。
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方(付き添いの方1名を含む)は無料です。
※併せてMOMASコレクション(1階展示室)もご覧いただけます。 - 休館日
- 月曜日(7月20日は開館)
- 開館時間
- 10:00〜17:30(入場は17:00まで)
- 問い合わせ先
- 埼玉県立近代美術館
Tel.048-824-0111 - 主催
- 埼玉県立近代美術館
- ウェブサイト
- http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=