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ドローイング──水彩・パステル・紙の世界

最終更新日:2016年06月24日

「ドローイング」とは、もともとは線で描いた作品をさします。絵具をしっかり塗って描くのではなく、すばやくかんたんに描きとめた作品をドローイングと呼んでいました。水彩絵具やパステル、鉛筆といった、学校でも使った身近で手軽な材料で描かれることが多く、下絵や習作という意味合いが強かったのですが、今日では独自の重要な分野と考えられるようになってきました。それは、作者の思考や手の動きがより直接みとめられるものとして、芸術が生まれてくる瞬間により近い表現と言うこともできるでしょう。それゆえ、ドローイングとはこういったものだとはっきり説明しにくいものでもあります。この特集では、ドローイングをいくつかの面から紹介していきます。描き出されるさまざまな世界をお楽しみください。

(プレスリリースより)

植松 奎二《螺旋の場―浮》1992/鉛筆、水彩、紙/100.0×70.0cm

担当学芸員による展示解説

7月18日(月・祝)、8月20日(土)、9月3日(土)
いずれも14:00より、展示室にて(申込不要、要観覧券)

会場
和歌山県立近代美術館 1階展示室 B
(和歌山県和歌山市吹上1-4-14)
会期
2016年6月7日(火)〜9月4日(日)
入場料
一般 340(270)円、大学生 230(180)円
( )内は20名以上の団体料金
休館日
月曜日(ただし7月18日(海の日)は開館し、翌19日(火)休館)
開館時間
9:30-17:00(入場は閉館の30分前まで)
問い合わせ先
和歌山県立近代美術館
TEL:073-436-8690/FAX:073-436-1337
MAIL:office_moma_w[at]future.ocn.ne.jp
ウェブサイト
http://www.momaw.jp/exhibit/now/post-121.php