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DIC川村記念美術館×林道郎 「静かに狂う眼差し―現代美術 覚書」 関連イベント
最終更新日:2017年07月05日
DIC川村記念美術館の収蔵作品を新たな視点でご紹介する「コレクションViewpoint」。今回は、コレクションの中心をなす現代絵画約90点を、美術史・美術批評の分野で活躍する林道郎の手引きでお楽しみいただきます。
ポロックやラインハート、ルイスやステラなどの、絵画の本質を追求するモダニズムにより導きだされた作品群は、戦後アメリカ美術におけるひとつの到達点とみなされてきました。そのため、飽和状態に達した絵画は完結したメディアとして急落し、60年代には芸術の様式は立体作品など「絵画」ではないものへと多様化していきました。しかし、「絵画」は決して消滅することはなく、現在ではかつてないほどの勢いで私達の前に現れ出ています。このような「死なない絵画」について林道郎は思索を繰り返し、独自の言葉を構築してきました。本展では、絵画がもつ「人間の感覚や想像力や思考のモデルとしての可能性」について、4つのキーワードを基軸に探ります。
(ウェブサイトより)
- 会場
- DIC川村記念美術館
千葉県佐倉市坂戸631番地
050-5541-8600(ハローダイヤル)
043-498-2131(カーナビ検索用) - 会期
- 2017年7月8日(土)-8月27日(日)
9:30-17:00(入館は16:30まで)
*7/17を除く月曜、7/18 休館 - 入場料
- 一般 1,000 円、一般リピーター2,000 円、学生 65 歳以上 800 円、
学生リピーター1,600 円、小中学生 高校生 600 円
※リピーターチケットは展覧会会期中何度でも入館可能 - 講演会
- 林道郎(美術史 美術批評、上智大学教授)
8 月 5 日(土) 「密室と絵画 静かに狂う眼差し」
8 月 12 日(土) 「反射と透過 表面という問題」
8 月 19 日(土) 「鉛とパン 戦後美術における灰色への沈着と日常性への下降」
8 月 26 日(土) 「筆触のざわめき 手の(無)人称」
各日 13:30-15:00(13:00 開場)
予約不要|定員 80 名|入館料のみ - ギャラリートーク
- 7 月 8 日(土)林道郎(美術史 美術批評、上智大学教授)
7 月 15 日(土)ガイドスタッフによる対話型トーク「mite!」
7 月 22 日(土)前田希世子(本展担当学芸員)
7 月 29 日(土)アートテラー とに~
8 月 19 日(土)ガイドスタッフによる対話型トーク 「mite!」
上記ギャラリートークの開催日を除く毎日 ガイドスタッフによる定時ツアー
各日 14:00-15:00
予約不要|定員 60 名|14:00 エントランスホール集合|入館料のみ - ウェブサイト
- DIC川村記念美術館ウェブサイト