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したため「文字移植」(原作:多和田葉子/演出・構成:和田ながら/美術:林 葵衣)

最終更新日:2018年08月06日

京都を拠点に活動する演劇ユニット・したためが、2016年に初演をおこなった代表作『文字移植』の再演に臨みます。ドイツ語と日本語、ふたつの言語を往還しながら創作活動を展開する作家・多和田葉子の初期作『文字移植』は、読点のない地の文と読点のみで連ねられていく逐語的な翻訳文、そのふたつが交互にあらわれるという特異な構造をもった短編小説。多和田葉子の言葉を俳優に「移植」したいと望み、愚直な疾走に懸けた初演は、美術家・林葵衣の手がけた舞台美術と共に高い評価を得ました。したため初の東京公演、どうぞご期待ください。

したため

京都を拠点に活動する演出家・和田ながらのユニット。
名前の由来は、手紙を「したためる」。日常的な視力では見逃し続けてしまう厖大な細部を言葉と身体で接写する、あるいはとらえそこないつまづくさまを連ねるように作品を制作する。
美術家や写真家、音楽家など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。
2015-17年、アトリエ劇研創造サポートカンパニー。2015年、和田が創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.5最優秀作品賞受賞。

ウェブサイトより)
会場
こまばアゴラ劇場
(目黒区駒場1-11-13)
会期
2018年8月11日[土・祝] - 8月14日[火]
★全回、ポストパフォーマンストークを開催
11日(土) 19:00 綾門優季(青年団リンク キュイ主宰/劇作家/演出家)
12日(日) 14:00 蜂巣もも(グループ・野原/青年団演出部)
12日(日) 19:00 渋革まろん(批評家/演出家)
13日(月) 14:00 佐々木敦(批評家)
13日(月) 19:30 川崎徹(小説家)、林葵衣(美術家/本作舞台美術担当)
14日(火) 14:00 岡里崇(学芸員/上野の森美術館)、林葵衣(美術家/本作舞台美術担当)
※受付は開演の40分前より開始いたします。開場は開演の20分前を予定しております。
入場料
一般 2,700円 当日 3,000円
25歳以下 2,200円 当日 2,500円
高校生以下 1,000円(前売・当日一律)
*日時指定・全席自由・整理番号付き
*25歳以下、高校生以下チケットをご利用の方は、当日受付にて証明できるものをご提示ください。
*未就学児童はご入場頂けません。
チケット取り扱い
●ウェブから:したためウェブサイト専用フォームよりお申込みください。
https://www.quartet-online.net/ticket/shitatame6_mojiisyoku
●メールで:info.shitatame@gmail.com まで、希望公演日時/お名前/券種/人数/ご連絡先を明記の上メールをお送りください。こちらからの返信を以てご予約完了となります。
●クレジットカード決済:演劇パス http://engeki.jp/pass/events/detail/415
出演
穐月萌 岸本昌也 菅一馬 多田香織(KAKUTA)
スタッフ
照明:吉田一弥
音響:甲田徹
衣装:清川敦子(atm)
舞台監督:北方こだち
制作:渡邉裕史
芸術総監督:平田オリザ
技術協力:鈴木健介(アゴラ企画)
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
ウェブサイト
http://www.komaba-agora.com/play/6153