アートフラッシュニュース
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「芸術実践と人権─マイノリティ・公平性・合意について」(2)講座「全国調査から読み解く性的マイノリティの人権課題」
最終更新日:2018年08月27日
近年、「アート」と「社会」との関係が注目を集め、議論され、様々な実践が試みられるようになってきました。しかし一方で、そのような実践の過程において、はからずもマイノリティを排除し、差別するような表現がなされたり、ある人々の人権を制限してしまう事態も発生しています。 本プログラムでは、そのような現在の状況をふまえ、すでにアートの現場で実務にあたっている方々、またこれからアートマネジメントに関わろうと考えている皆さん、またこの問題に関心をもつ市民の皆さんに「マイノリティや市民の人権や権利を視野に入れたアートマネジメント」を学んでいただける場を提供します。
本プログラムを受講していただくことで、今日、アートの現場において、グローバルな観点から「標準」とされる人権のとらえかた、表現の自由に対する考え方、社会の公平性や合意に対する考え方を学ぶことができます。
私はこれらの学びが、「オリンピック後」はもちろんのこと、今後百年の芸術や文化の基盤を築くためにも必要だと考えています。本プログラムは文化庁の補助金を得て、京都精華大学、京都市、公益財団法人世界人権問題研究センターが共同で実施します。
皆さんのご参加を心よりお待ち申し上げております。
- 会場
- ウィングス京都 2F セミナー室
(京都府京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262) - 会期
- 2018年9月1日(土)13:00〜15:00
- 入場料
- 無料
- 主催
- 京都精華大学
- 講師
- 日高庸晴(宝塚大学看護学部教授、日本思春期学会理事、厚生労働省エイズ動向委員会委員)
京都大学大学院医学研究科で博士号(社会健康医学)取得。カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部エイズ予防研究センター研究員、公益財団法人エイズ予防財団リサーチレジデントなどを経て現職。法務省企画の人権啓発ビデオの監修や文部科学省が2016年4月に発表した性的指向と性自認に関する教職員向け資料の作成協力、法務省による国家公務員人権研修、文部科学省幹部職員研修等、国や自治体のセクシュアルマイノリティ理解推進・啓発事業に従事している。 - 申込締切
- 2018年8月31日(金)
定員100名/先着順に受付し、定員に達し次第申込を締め切ります。 - 申込方法
- http://www.kyoto-seika.ac.jp/art_humanrights/entry_contact
- ウェブサイト
- http://www.kyoto-seika.ac.jp/art_humanrights/program02