アートフラッシュニュース

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立ち上がりの技術vol.3「とある窓」

最終更新日:2018年11月12日

生活空間と外の環境をむすぶ「窓」。風景は窓枠によって切り取られ、生活の中に入り込み、そこで暮らす人たちの感情や行為に影響を与えています。
私たちは「窓」という装置を介して、震災から7年あまりが経った岩手・宮城・福島の沿岸部の語りと風景を記録する旅に出ます。
「その窓から何が見えていましたか?」
ひとつの問いかけによって語られる、かつてのことやいまのこと。
誰かの記憶や視点を通して「とある窓」を覗いてみると、初めて出会ったはずのそこにある風景が、あなたや私がいつか見た/見てみたかった風景に感じられてくるかもしれません。
あのころとこれからが、あの場所とこの場所が、「とある窓」を介して重なることで、ともに立ち上がっていくためのヒントを探し始められるように思うのです。

ウェブサイトより)

関連イベント

会期中には「とある窓」をめぐるワークショップやアトリエ、対話の場などを開催します。誰かの話を聞いたり、自らの記憶や考えをことばや絵にしてみたりと、イベントごとにさまざまな機会をご用意しています。ぜひお気軽にご参加ください。
※関連イベント開催中は展示を見ることができません。あらかじめご了承ください。

予約優先のもの
アトリエ「聞いた風景を描く」

日時:11月18日(日)14:00-17:00
ファシリテーター:佐竹真紀子(美術作家、NOOK)、柴崎由美子(エイブル・アート・ジャパン)
内容:参加者同士で窓辺の風景を語りあい、それぞれがイメージした風景を絵で表現します。
参加費:500円
定員:20名
申し込み方法:申し込みのイベント名、お名前、ご連絡先を電話かメールにてお伝えください。サポートが必要な方は、その内容もお知らせください(エレベーター有り)。

予約不要のもの

定員:いずれも20名程度(先着順・直接会場へ)

おはなし会「私の窓、暮らしの風景」

日時:12月8日(土)17:00-19:00
ゲスト:笹谷由夫(仙台蒲生出身)
聞き手:佐竹真紀子(美術作家、NOOK)、佐藤正実(編集者、3.11オモイデアーカイブ)
内容:本展にご協力いただいた笹谷さんに、暮らしの記憶や風景へのまなざしについてお聞きします。
参加費:500円

てつがくサロン「風景ってなんだろう?」

日時:11月28日(水)19:00-21:00
ファシリテーター:NOOK
内容:お茶やお菓子とともに、テーマについてじっくり考える対話の場です。
参加費:500円

ギャラリーツアー

日時:12月16日(日)14:00-16:00
ゲスト:森田具海(写真家)
進行:NOOK
内容:写真家の森田さんとともに本展を鑑賞します。
参加費:無料

●申し込み・お問い合わせ先
東北リサーチとアートセンター[TRAC]
電話・FAX:022-397-7256(金土日の13:00-20:00対応)
Eメール:artnodeTRAC@gmail.com

展示概要

会場
東北リサーチとアートセンター(TRAC)
(仙台市青葉区大町2丁目3-22 第五菊水ビル3階)
会期
2018年11月2日(金)〜12月24日(月・休)
金土日のみ開館(ただし12/24を除く)
※関連イベント開催中は展示を見ることができません。あらかじめご了承ください。
入場料
無料
開館時間
13:00〜20:00
主催
やわらかな土から、せんだいメディアテーク
ウェブサイト
https://artnode.smt.jp/event/20181011_4884