アートフラッシュニュース

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公開シンポジウム「オルタナティブな美術教育の実践と普及に向けて」

最終更新日:2019年05月07日

新たに令和という時代を迎えるにあたり、これからの美術教育とはどのようなものとなっていくのか、もしくはどのような可能性が考えられるのか。既存の教育システムとは一線を画すような取り組みを実践してきた複数のエデュケーターによる活動報告とともに、キュレーター、エデュケーター、アーティスト、コレクター、ビジネスマンの目線で徹底的に公開討論を致します。

ウェブサイトより)
登壇者
天野太郎(横浜市民ギャラリーあざみ野主任学芸員)

大阪市生まれ。同志社大学文学部美学・芸術学専攻卒業。美術評論家連盟所属。横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員/多摩美術大学美術学部芸術学科非常勤講師。札幌国際芸術祭2020統括ディレクター。北海道立近代美術館勤務を経て、87年の開設準備室より横浜美術館で国内外での数々の展覧会企画に携わる。

会田大也(ミュージアム・エデュケーター)

東京芸術大学大学院映像研究科映像メディア学専攻在学。 山口情報芸術センター[YCAM]にて2003年の開館より11年間、チーフエデュケーターとして教育普及を担当。メディアリテラシー教育、美術教育、地域プロジェクトの分野で開発した一連のオリジナルメディアワークショップにてキッズデザイン大賞受賞。担当した企画展示「コロガル公園シリーズ」は、文化庁メディア芸術祭、グッドデザイン賞などを受賞。2014年〜2018年東京大学大学院GCLプログラム特任助教。あいちトリエンナーレ2019キュレーター。その他、(株)三越伊勢丹やVIVITA株式会社、(株)Mistletoeなどといった企業とも協働し、教育プログラムの開発や運営に携わる。

青山悟(アーティスト)

ミヅマアートギャラリー所属。1998年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ(イギリス) テキスタイルアート科卒業。シカゴ美術館付属美術大学大学院(アメリカ)ファイバー&マテリアルスタディーズ科修了。2017年まで多摩美術大学非常勤講師。ロンドン、香港、シンガポール、マレーシアと海外においても活躍。大量生産のためのテクノロジーである工業用ミシンを用いて丹念に縫い上げられた刺繍作品を通して、現代人の生活とテクノロジーとの関係性を批評し、またそれにより失われつつある人間の感受性や創造性についての問題を提起する。

原良介(アーティスト)

2002年多摩美術大学大学院修了。2001年トーキョーワンダーウォール公募 大賞受賞。2017年まで多摩美術大学非常勤講師。美術館や学校におけるワークショップの経験も豊富に有している。複数の時間や空間を一つの現象として描くペインティング作品を制作。具体的で具象的な状況設定を排除、または最低限までそぎ落とし、「複数の時間」や「異なる空間」などの概念的要素のみで描こうと試みるなど、絵を描くということは次元の移動をおこなうことであると意識して制作している。

竹林陽一 (クリエイティブ・ジャングル)

東京大学工学部化学生命工学科、米コロンビア大学大学院博士課程中退(M.A.、分子生物学専攻)。モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス等にて金融商品開発や財務に従事した後、2013年よりベンチャー業界へ転身。農業ベンチャーやアート解説コンテンツ制作会社で役員を務めた他、幅広い業界の経営支援に携わる。2016年11月に株式会社クリエイティブ・ジャングルを創業。企業支援を続けながら、アーティストの青山悟、原良介と共に、これまで主にビジネスマンを対象としたワークショップを行うなど、創造的な教育や遊びを提案している。日本農業経営大学校 非常勤講師(コーポレート・ファイナンス)。2018年11月 Super Open Studio 2018関連シンポジウム基調講演「ビジネス領域におけるアートの潜在性」、2019年6月 札幌国際芸術祭2020 ディレクターズトーク第3弾登壇(予定)。

会場
代官山 田口邸(東京都渋谷区/お申込み後に詳細をご連絡します) 
会期
2019年5月21日(火)
入場料
2000円
開館時間
18:00〜21:00(17:30開場)
主催
(株)クリエイティブ・ジャングル(担当:竹林)
企画協力
Taguchi Art Collection / 一般社団法人アーツプラス
チケットお申込みなど詳細
https://peatix.com/event/651333?lang=ja