アートフラッシュニュース
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写真の会賞展
最終更新日:2019年05月17日
写真の会は、2019年5月12日の選考会で、第31回写真の会賞を、作品集『CAMERAer -カメラになった人々』(go passion、2018年)ならびに関連する展覧会[作者:野村浩]に授与することを決定しました。
また、特別賞を、須田一政写真集『日常の断片』(青幻舎、2018年)に授与することを決定しました。
受賞作品展及び授賞式を新宿のフォトギャラリー、プレイスMで開催します。
写真:野村浩作品展 「NOIR” and “Selfie MANBU」(POETIC SCAPE、2018)展示風景 [Photo: Tomoki Imai]
授賞式・授賞パーティー
日時:2019年7月27日(土)17:00〜
場所:ギャラリーPlace M (プレイスM)
会費:2,000円
作品をご覧になりながらの授賞式とパーティーです。どなたでも参加できます。
(会場で今回の選考経過の記録を収めた「写真の会」会報を参加者に配布予定)
授賞者略歴
野村浩(のむら・ひろし、1969-)
静岡県生まれ。1995年に東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。第3回、第5回写真新世紀 優秀賞。主な個展に2008年「EYES GOODS」(LOGOS Gallery)、2012年「EYES-真夏の昼の夢」(POETIC SCAPE)、2013年「ヱキスドラ ララララ・・・」 (POETIC SCAPE)、2014年「Slash / Ghost」(A-things)、2015-2016年「invisible ink」 、2017年「Doppelopment」 、「もう一人の娘には、 手と足の仕草に特徴がある」(いずれもPOETIC SCAPE)。ゲストキュレーターとして2019年「暗くて明るいカメラーの部屋」(横浜市民ギャラリーあざみ野)。2010年エルメスの季刊誌『LE MONDE D’HERMÈS』に10ページにわたり『EYES』の作品が掲載される。2018年7月に『CAMERAer-カメラになった人々』(go passion)を出版。
須田一政(すだ・いっせい、1940–2019)
東京・神田生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1967年から1970年まで、演劇実験室・天井桟敷(寺山修司主宰)専属カメラマンを経て、1971年にフリーとなる。1976年『風姿花伝』により日本写真協会賞新人賞、1983年「物草拾遺」等により日本写真協会賞年度賞、1985年「日常の断片」などにより東川賞国内作家賞、1997年『人間の記憶』により土門拳賞、2014年『凪の片』などにより日本写真協会賞作家賞受賞。自主ギャラリー平永町橋ギャラリーの主宰、「須田一政塾」と称するワークショップの実施など、次世代の写真家の育成にも積極的に取り組んだ。現実と非現実の間に漂う一瞬を捉えたその作品は近年とみに海外での評価も高い。
●写真の会ならびにこれまでの受賞作品等詳しくは、「写真の会」ホームページをご覧ください。
- 会場
- ギャラリーPlace M
東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3階 - 会期
- 2019年7月22日(月)〜7月28日(日)
- 開館時間
- 12:00〜19:00
- 問い合わせ先
- tel. 03-3341-6107(ギャラリーPlace M )
- 主催
- 写真の会
- ウェブサイト
- http://shashin-no-kai.com/