2019年06月15日号
次回7月1日更新予定

アートフラッシュニュース

The Second Stage at GG #50 横田大輔展「Room. Pt. 1」

最終更新日:2019年06月12日

横田大輔は、記憶と現在、イメージと現実の関係性をテーマとする作品で、第2回写真「1_WALL」グランプリを受賞しました。その後、数多くの写真集の発行や、アムステルダムのFoam写真美術館での2度の個展、「あいちトリエンナーレ2016」への参加など、活躍の場を広げてきました。

本展は、平面作品だけではなくインスタレーションやマルチ・チャンネルの映像によって構成されます。作家が長年にわたって定点観測のように撮影してきたホテルの部屋や、訪れた洞窟、旅をした土地の風景が登場します。

作家にとって、過去や記憶は固定化されたものではなく、それを想起する主体である自身の状態に依って変化していくものです。これは「1_WALL」出展当時から現在に至るまで、作家が取り組み続けているテーマといえます。
何か特定の“支持体”に定着したイメージは一時的な姿に過ぎず、様々なメディア間を転移し、時に同じ姿で、時に少し姿を変え、鑑賞者の前に現れます。それらイメージの集積は、脳によって整理され、辻褄の合う一つの記憶として統合されることを避け、断片のまま無防備に提示されているように見えます。

都市・東京のただ中に出現するこの「部屋」を訪れる鑑賞者は、洞穴のようでいて広大なマインド・スケープに分け入っていくことになるでしょう。
日本では3年ぶりとなる完全新作の個展を、ぜひご覧ください。

ウェブサイトより)
写真クレジット:Untitled, for「Room. Pt. 1」, 2019

関連イベント

トークイベント「無意味な時間の部屋」大池惣太郎×横田大輔

写真家・横田大輔 個展「Room. Pt. 1」の関連イベントとして、トークイベントを開催します。
2009年に「1_WALL」からキャリアをスタートした横田大輔は、本展においてこれまでにない素材や手法を取り入れ、コンセプトの面でも新しい局面に移行しているといえます。
今回の制作プロセスはどのようなものだったのでしょうか。また、その根底にある興味や問題意識はいかなるものでしょうか。
フランス思想、ジョルジュ・バタイユ研究者の大池惣太郎氏をゲストにお迎えし、対話を通じて言語化を試みます。

日時:6月21日(金)19:10-20:40(受付開始:19:00)
参加無料・要予約
お申し込み:https://daisuke-yokota-0621.peatix.com/

展覧会概要

会場
ガーディアン・ガーデン
(東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F)
会期
2019年5月14日(火)〜6月22日(土)
入場料
無料
休館日
日曜日
開館時間
11:00-19:00
問い合わせ先
https://help.recruit.jp/app/ask_gallery
主催
ガーディアン・ガーデン
ウェブサイト
http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_ph_201905/gg_sec_ph_201905.html
2019年 /relation/e_00048658.json l 10154958


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