アートフラッシュニュース

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KAAT神奈川芸術劇場「音で観るダンスのワークインプログレス」final

最終更新日:2019年07月30日

音声ガイドとともにダンスを観るプロジェクトの最新形
ダンスを観るとは何か—音声ガイドを起点にたどりついた「音で観るダンス」を上演


視覚に障害のある人たちに音で視覚情報を補助する「音声ガイド」。音声ガイドは、視覚情報を音で置き換えることで、鑑賞する人の頭の中にさまざまなイメージを浮かび上がらせる手法です。そんな音声ガイドをダンスという身体表現につけるとしたら、どんなダンスの“見方”が生まれるのでしょうか。
このプロジェクトでは、より多くの人が身体表現を楽しめる状況をつくるだけでなく、視覚の有無を超えてダンスと音声ガイドのより良い関係を探るべく、2年にわたりワークショップや研究会を重ねてきました。
今回の公演では、これまでにつくられてきた音声ガイドを選んで聴きながらダンスを鑑賞するのに加え、それらの過程を経てつくられた「音で観るダンス」を3年間の総括として上演いたします。

*これまでのプロジェクトの過程やつくられてきた音声ガイドは以下の特設サイトでご覧頂けます。 http://otodemiru.net

ウェブサイトより)


ダンス出演:捩子ぴじん(ダンサー)
テキスト:大崎清夏(詩人)
朗読:山下残(ダンサー)
トーク出演:捩子ぴじん、大崎清夏、細馬宏通(早稲田大学文学学術院文化構想学部教授)、田中みゆき(キュレーター、本プロジェクト企画)
モデレーター:萩原雄太(演出家、かもめマシーン主宰)

上演前にタッチツアーを開催!

視覚に障害のある方を優先に、開演前に今回のダンスのコンセプトを体で感じたり、ダンサーとコミュニケーションがとれる「タッチツアー」を開催致します。
30分程度、計2回、定員10名(先着順、①と②は同じ内容です。)
①12:00開始 ②13:00開始
*メールにて要事前予約
予約方法:ウェブサイトをご覧ください。 https://www.kaat.jp/d/OTOsession20190831

公演情報

会場
KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
(神奈川県横浜市中区山下町281)
会期
2019年8月31日(土)
入場料
無料
開館時間
14:00-17:00
問い合わせ先
KAAT神奈川芸術劇場
Tel:045-633-6500/Fax:045-681-1691
主催
KAAT神奈川芸術劇場
定員
120名(先着順、要事前予約)
予約締切日
8月25日(月)
ウェブサイト
https://www.kaat.jp/d/OTOsession20190831