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広島市現代美術館 夏のオープンラボ:タイルとホコラとツーリズム season6《もうひとつの広島》

最終更新日:2019年08月07日

もうひとつの広島:フィールド・オブ・ドリームス

「タイルとホコラとツーリズム」は、京都市内に点在する路傍祠のリサーチをきっかけに、美術家の谷本研と中村裕太が2014年より展開するプロジェクトです。祠にまつわる土着の信仰や人々の営みに向き合い、観光のまなざしと独自のユーモアを交えて作品を生み出してきました。
今回は、広島市現代美術館がある比治山のふもとに位置する段原地区でのリサーチを出発点としました。そして、明治期に同地区出身の和田郁次郎(1847-1928)率いる多くの広島県人が、北海道の現・北広島市に開拓移民として入植したことに着目しました。本展では、1984年に広島市内のデパートで開催された「北海道移住100年記念展」を糸口に、当時の記録資料や、現在の北広島市民の手で制作された映像コンテンツなどを交えて展示が構成されます。野球場に見立てた会場に現れる“もうひとつの広島” をお楽しみください。

「夏のオープンラボ」は多彩な表現活動について様々な方法による紹介を試み、美術館活動の可能性を探る、当館における実験場としての企画です。

ウェブサイトより)

参加アーティスト

谷本研(たにもと・けん)+中村裕太(なかむら・ゆうた)

関連プログラム

ワークショップ「キャンプイン似島」

日時:2019年9月8日(日)10:30-15:30(広島港集合、現地解散)
講師:谷本研+中村裕太
定員:15名 *要事前申込、参加無料(船賃は自己負担)
申込締切:8月20日(火)必着
申し込み方法詳細:https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/summer_lab_2019/

クライマックス・トーク

日時:2019年9月29日(日)14:00-15:30
出演:港千尋(写真家、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授)、谷本研+中村裕太
会場:地下1階ミュージアムスタジオ
*申込不要

展覧会概要

会場
広島市現代美術館 地下1階ミュージアムスタジオ
(広島県広島市南区比治山公園1-1)
会期
2019年8月3日(土)~9月29日(日)
入場料
無料
休館日
月曜日(ただし、8/12、9/16、9/23は開館)、8/13、9/17、9/24
開館時間
10:00-17:00
問い合わせ先
広島市現代美術館
Tel:082-264-1121
主催
広島市現代美術館
ウェブサイト
https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/summer_lab_2019/
「夏のオープンラボ2019」特設ウェブサイト
https://www.hiroshima-moca.jp/tht6/