アートフラッシュニュース

ブラジル都市部にあふれるグラフィティ。それは多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジルの街から生まれた社会に関わるためのひとつの手段だった。東京で活動するグラフィックデザイナーの編者が、サンパウロに滞在した半年間で体感した都市風景。そこには歪んだ社会に抗いながら、その混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロ（グラフィティアーティストのブラジルでの呼称）たちがいた。彼らが彩るその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているように思えた。地球の裏側、多様性の最先端をゆくブラジルストリートをコミック／映像／トークを通して多角的に読み解く。

開催イベント

01 コミック販売（予約不要）

ドキュメンタリーコミック『PAISAGEM DAS C IDADES 都市の風景』
同時開催：ブラジルZINEコレクション

02 映像上映（要予約）

『グラフィテイロス』
［ブラジル2018-19/70分/ポルトガル語音声/日本語字幕］

03 アフタートーク（各回・要予約）

■10月25日（金）19:00–21:30「君は街に参加できるか？」
ゲスト：野中モモ［ライター・翻訳家］
■10月26日（土）17:00–19:30「ストリートは設計できるか？」
ゲスト：五十嵐太郎［建築史家］
■10月27日（日）17:00–19:30「君は何をストリートと呼ぶか？」
ゲスト：鈴木裕之［文化人類学者］

イベント参加には事前の予約が必要です。
予約はこちらから：https://popotame.com/items/5d8996dbff78bd11c9a8133e

イベント概要