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新・今日の作家展2020 再生の空間
最終更新日:2020年08月31日
「新・今日の作家展」は、横浜市民ギャラリーが開館した1964年から40年にわたっておこなった「今日の作家展」の理念を受け継ぎ、2016年より始動した展覧会です。 これまで、同時代の表現を多角的に取り上げ、幅広い世代の作家の作品を通して現代美術を考察してきました。
本年は〈再生の空間〉をテーマに、身近な場所あるいは世界で起こっている事象に向き合い、未来を志向していく行動と日常への関心を喚起するような制作をしている作家を紹介します。
個人的な物語をテーマとしたドローイングや小説の制作から発展し、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどを総合的に組み合わせた「新しい種類の文学」を創作する地主麻衣子。 歴史上の事柄を多面的にとらえ、版画、絵画、立体といったさまざまな表現方法により、自然と人間が共存するイメージの世界を描き続けてきた山口啓介。 移ろい過ぎ去っていく現在を見つめつつ、不変的な視点を持ち合わせた作家の実践は、時間的持続の際限なく、その作品を観る者に記憶の再生や物事の再考を促します。 さらに、新型コロナウイルスの影響により新しい生活が展開される今日の状況において、私たちの生やとりまく環境、社会を繰り返し認識していくような視点を提示します。
出品作家
地主麻衣子、山口啓介
関連イヴェント
*事前申込制、参加無料
申込方法の詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://ycag.yafjp.org/our_exhibition/new-artists-today-2020/
対談「電気まぶたの世代」
地主麻衣子×中尾拓哉(美術評論家)
9月26日(土)14:00-15:30
会場:4階アトリエ
定員:20名(応募多数の場合は抽選)
申込締切:2020年9月5日(土)
対談「二つの、3月11日/震災後とコロナ後の世界」
山口啓介×徐京植[ソ・キョンシク](作家、東京経済大学教授)
10月3日(土)14:00-15:30
会場:4階アトリエ
定員:20名(応募多数の場合は抽選)
申込締切:9月12日(土)
展覧会概要
- 会場
- 横浜市民ギャラリー 展示室1、B1
(神奈川県横浜市西区宮崎町26-1) - 会期
- 2020年9月22日(火・祝)〜10月11日(日)
- 入場料
- 無料
- 休館日
- 会期中無休
- 開館時間
- 10:00-18:00(入場は17:30まで)
- 問い合わせ先
- 横浜市民ギャラリー
Tel:045-315-2828/Fax:045-315-3033 - 主催
- 横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
- ウェブサイト
- https://ycag.yafjp.org/our_exhibition/new-artists-today-2020/