アートフラッシュニュース

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CONNECT⇄ 芸術/身体/デザインをひらく

最終更新日:2020年12月07日

「CONNECT⇄」(コネクト)は障害のあるなしに関わらず、さまざまな感性・特性を持つ人たちが芸術や文化、歴史に気軽にアクセスし、さらに参加した人たち同士がつながり合い、気づきを与え合う機会となることを目指すプログラムです。 美術館、劇場、図書館、動物園などが集まる京都の文化ゾーン、岡崎で、これらのユニークな施設がゆるやかにつながりながら、障害のある方が制作した作品の展示や、身体感覚をつかった作品鑑賞プログラム、岡崎地域をテーマにしたサウンドワークや戯曲のワークショップ、動画配信など、オンライン・オフラインで、誰もが参加できるプログラムなどを開催します。 ひとりでも、だれかと一緒とでも。足を運んで楽しむもよし、自宅から参加するもよし。 「つながる」ことの意味があらためて問われている今だからこそ、ひらかれた文化施設のあり方、多様な人たちが共に生きる社会のかたちについて、みんなで一緒に考えてみませんか。

ウェブサイトより)

プログラム(一部抜粋)

<動画配信>CONNECT⇄ スペシャル鼎談~「共生」の時代における文化施設のあり方について~
「共生」の時代における文化施設のあり方をテーマに、哲学者の鷲田清一さん、京都市京セラ美術館館長で建築家の青木淳さんをお迎えして、京都国立近代美術館館長・柳原正樹の進行による鼎談を行います。事前収録した動画を、本展ウェブサイトで全会期中配信します。

公開期間:2020年12月3日(木)~20日(日)
出演:鷲田清一、青木淳
進行:柳原正樹

<展示>三人のガラス・リボン
東京や京都で障害のある人が集うアトリエ活動に参加する三人は、それぞれの生活の中で出会ったある人やモノをきっかけに、描くことに夢中になりました。軽快でユーモアを感じさせる三人の作品世界を、京都市京セラ美術館内の透明感ある軽やかなデザインが特徴のファサード「ガラス・リボン」でご紹介します。

日時:2020年12月3日(木)~20日(日)10:00-18:00(入館は閉館の30分前)
会場:京都市京セラ美術館 ガラス・リボン
出典作家:登坂京太郎、平野智之、米増初音
デザイン:菊地敦己

<ワークショップ>「音景クルーズ」for CONNECT⇄
山口情報芸術センター[YCAM]とアーティスト・細井美裕、京都国立近代美術館の共同開発によるオンラインワークショップを実施します。このワークショップでは、スマートフォンなどのデバイスとビデオ会議システム(Zoom)を用いて、音から空間を想像します。参加者は身の回りの音を収録してお互いに聞かせ合い、その音から想像した景色やイメージを紙に描いて共有し意見を交換します。こうした体験を通じて、音を起点とした想像力の広がりと、その表現方法の多様性について理解を深められます。この機会にぜひご自宅からご参加ください。

日時:2020年12月12日(土)13:00-16:00
会場:オンライン(後日お知らせするZoomのURLに、ご自宅からアクセスしてください)
申込:申し込みフォームに必要事項を記入し、お申し込みください。別途、案内メールをお送りいたします。
申込締切:2020年11月27日(金)23:59 *抽選の申し込み者全員にお知らせします。

イベント概要

会場
岡崎公園内各文化施設
京都国立近代美術館京都市京セラ美術館、ロームシアター京都、京都市動物園、京都府立図書館、京都市勧業館みやこめっせ(日図デザイン博物館)、kokoka京都市国際交流会館)
会期
2020年12月3日(木)~20日(日)
入場料
無料
問い合わせ先
CONNECT⇄事務局
Tel:075-255-9757/Fax:075-255-9763(平日 9:30-17:30)
主催
文化庁、京都国立近代美術館
ウェブサイト
https://connect-art.jp/