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自然とともに生きる海女とアーティスト昔と今。石鏡町と神保町にダイブ!

最終更新日:2020年12月21日

約3000年という長い歴史を持つ「海女」。海女はなぜ、これほど長く漁を続けることができたのでしょうか? 今の時代、私たちが新しい生き方を探求するとき、自然の中で共同体を大切にし、持続可能な生活を送る海女たちから影響を受けた作品は、私たちに新しい気付きを与えてくれるかもしれません。縄文遺跡から出土したアワビ殻やアワビオコシ、奈良時代の「万葉集」、平安時代の「枕草子」などから、その足跡をたどることができます。時は流れ江戸時代、日本が誇る芸術として誕生した「浮世絵」にも海女が描かれました。江戸時代の浮世絵師たちは 、類稀なる潜水技術を持つ海女に魅力を感じ、創造を膨らませ作品を制作しました。東京神保町の古書店には、海女が描かれた浮世絵が今もねむっています。現代のアーティストたちは、鳥羽市石鏡町で、自然と寄り添いながら漁を続ける海女たちに出会い、何を感じるでしょうか?

ウェブサイトより)

参加アーティスト

ゾイ・ポーター、リンダ・デニス、荻野夕奈、稲垣美侑、北村芽子、大野愛子

関連展示

「浜の遠声 石鏡の暮らし写真展」
海の博物館が所蔵する昭和40-50年代に撮影された海女漁、海女の日常に関する写真を展示します。2021年2月の開催を予定しています。詳細はHP、SNSをご確認ください。
主催:三重大学海女研究センター

展覧会概要

会場
[石鏡町会場]
石鏡第一ホテル 神倶良、芭新萃、いじか荘、新八屋、秀丸、石鏡町内各所、鳥羽市立海の博物館ギャラリー
[神保町会場]
ギャラリーそうめい堂、大屋書房、五拾画廊、山田書店美術部、原書房
会期
2020年7月18日(土)〜2021年3月31日(水)
入場料
無料
問い合わせ先
鳥羽市観光課
Tel:0599-25-1157
主催
石鏡旅館組合、鳥羽市立海の博物館、鳥羽市
ウェブサイト
https://touch-base-create.net/amadivers-and-artists/