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小笠原敏晶記念財団、現代美術への第2次コロナ特別助成を実施 募集期間:4月15日~5月12日

最終更新日:2021年04月15日

公益財団法人小笠原敏晶記念財団(東京都港区、理事長・小笠原清晃)は、昨年度に引き続き現代美術関係者への「第2次新型コロナウイルス特別助成」を実施いたします。2020年度より、創設者小笠原敏晶のかねてからの希望であった文化・芸術分野への助成事業を開始いたしましたが、いまだウイルス感染がもたらす影響が続いている現状に鑑み、ふたたび特別助成を行うことといたしました。

コロナ禍で「新しい生活様式」への対応を余儀なくされる中、現代美術分野も例外ではありません。オンライン公開の試みや、展覧会場での感染予防策の徹底など、コロナ禍に適応しながらも、感染拡大の影響による突然の延期やキャンセルが相次ぐなど、現代美術関係者は依然として不安定な状況に置かれています。

昨年実施した「新型コロナウイルス特別緊急助成」では、アーティストだけでなく、キュレーター、マネジメントスタッフ、インストーラーなどの個人から、芸術祭やアーティスト・イン・レジデンスの運営団体、ギャラリー、美術出版社などの団体まで、国内外の幅広い現代美術関係者からの応募があり、選考の結果104件を採択し助成いたしました。

当財団では、今年度も引き続き、経済基盤が特に脆弱な個人や小規模団体を中心に、簡易・迅速かつ使途を限定しない助成を行います。助成対象は、現代美術分野において活動するフリーランスの個人、及び小規模団体。募集期間は、4月15日から5月12日まで。助成一件当たり50万円を目処に、総額5,000万円を助成します。助成金交付は8月中旬を予定しています。小笠原敏晶記念財団では、今後も文化・芸術の振興を通じ、多様な文化や価値観を創出する豊かな社会づくりへの貢献を目指します。

 

【公益財団法人小笠原敏晶記念財団】

科学技術の振興を目的に1986年9月に創設された公益助成事業財団。科学技術分野への研究助成や国際交流活動への助成を中心に、34年間で助成件数は延べ1,356件、助成総額は27億5,084万円に上る。2020年6月より「小笠原敏晶記念財団」と改称。創設者・故小笠原敏晶(株式会社ニフコ創業者)のかねてからの希望を実現すべく、文化・芸術の担い手への助成事業を開始予定。

会期
2021年4月15日(木)から5月12日(水)23時59分〆切
問い合わせ先
〒108-8522
東京都港区芝5丁目36番7号 三田ベルジュビル20F ㈱ニフコ内
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 田口・油井
TEL: 03(5476)2174
URL: https://ogasawarazaidan.or.jp
E-mail: contact-arts@ogasawarazaidan.or.jp
参考URL
詳細は下記ホームページより、募集要項をご確認ください。
https://ogasawarazaidan.or.jp/artculture/covid19/