アートフラッシュニュース

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YCAM Dance Crew

最終更新日:2021年07月06日

YCAMにダンス映像を創作できるラボが出現
SNSやアプリケーションの発展が生んだ新しいダンス表現の考察

山口情報芸術センター[YCAM]では、動画配信プラットフォームやスマートフォンなどのメディアテクノロジーが発展した今だからこそ生まれる、新しい身体表現に取り組むイベント「YCAM Dance Crew」を開催します。

近年のメディアテクノロジーの発展や、教育現場におけるダンスの必修化、音楽シーンにおける振付の重要性の向上など、ダンスシーンにはこれまでにない変革の波が押し寄せ、新しい表現やクリエイターが登場しています。この展示では、特殊なカメラとセンサーが埋め込まれた撮影用ブースが用意されています。体験者がこの中でダンスをおこなうと、瞬時に姿勢や動きを検出され、このデータをもとに、ダンスをより個性的に見せるエフェクトを付けたり、自分の身体を自分以外のキャラクターに変更したりといったように、自分のダンス映像を演出することができます。また、作成したダンス映像は、体験者のスマートフォンに転送することができ、各自のSNSにアップロードするなど、自由に利用いただけます。
この展示を設置するのは、館内1階の入口付近のコミュニティスペースと、山口県済生会山口総合病院側のYCAMの外壁です。ここは大きなガラス面があることから、日常的に山口市内の10代から20代のダンス愛好者の練習場として活用されている場所です。ここに体験者のダンスの動きに沿ってエフェクトが現れる、新しい「鏡」が登場します。また、会期中の土日祝日を中心にYCAMの研究開発チーム「YCAMインターラボ」のメンバーが体験者の創作をサポートします。自分が創作してみたい映像などについてそれがどう可能か、アイデアや技術について、スタッフに相談をしながら創作をすることができます。

ウェブサイトより)

[参考作品:笠原俊一+YCAM《RADICAL-BODIES―VRでダンス・ダンス》(2017) 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)]

関連イベント

メディアテクノロジーでダンスをパワーアップするワークショップ
日時:2021年7月10日(土)12:00-18:30、7月11日(日)10:00-17:00 *2日間通し
会場:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA
講師:ReiNa(ダンサー/振付師)、大脇理智(YCAM)、今野恵菜(YCAM)
参加費:無料(要申込)
対象:15歳〜29歳
定員:15名
申込受付期間:2021年4月12日(月)〜6月27日(日)(*申込受付は終了しました)

「メディアテクノロジーでダンスをパワーアップするワークショップ」の見学について
申込方法:ウェブサイトをご確認ください。
締め切り:2021年7月9日(金)(先着30名)
*未就学児童不可
*その他、詳細はウェブサイトをご確認ください。
https://www.ycam.jp/events/2021/workshop-of-ycam-dance-crew/


イベント概要

会場
山口情報芸術センター[YCAM]コミュニティ・スペース、北西側(山口県済生会山口総合病院側)外壁
(山口県山口市中園町7-7)
会期
2021年6月26日(土)〜2021年7月25日(日)
入場料
無料
休館日
火曜日(*火曜日が祝日の場合は翌日)
開館時間
11:00-19:00
問い合わせ先
山口情報芸術センター[YCAM]学芸普及課
TEL:083-901-2222
主催
山口市、公益財団法人山口市文化振興財団
後援
山口市教育委員会
共同開発
YCAM InterLab
企画制作
山口情報芸術センター[YCAM]
ウェブサイト
https://www.ycam.jp/events/2021/ycam-dance-crew/