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ANB Tokyoで野田幸江「腐っていくことや ここからの眺め」、「Kyoto Perspective」を同時開催

最終更新日:2021年07月14日

すでに一線で活躍するアーティストたちが若手アーティストを支援し、機会を提供することで注目されるARTISTSʼ FAIR KYOTO(以降、AFK)を中心に、今京都のアートシーンが注目を集めています。若手アーティストの育成と支援を目指すANB Tokyoでは、コレクターにとっても魅力あるシーンへと進化した京都のアートシーンを東京に発信しながら、交流を生み出す機会として、2つの展覧会を開催します。

プレスリリースより

野田幸江「すべてのことがまっ平らになってゆく」2018年制作 BIWAKOビエンナーレ2018出展


展覧会概要

会場
ANB Tokyo
(東京都港区六本木5-2-4)
「Kyoto Perspective」(3F、4F)
野田幸江「腐っていくことやここからの眺め」(6F)

会期
2021年8月7日(土)~8月29日(日)

入場料
一般=1,000円(税込)
大学生=500円(税込)
高校生以下無料
*「Kyoto Perspective」、野田幸江「腐っていくことやここからの眺め」との共通チケットとなります。

休館日
月・火(祝日の場合開館)

開館時間
12:00-18:00

野田幸江 個展「腐っていくことや ここからの眺め」

ARTISTS’ FAIR KYOTO(AFK)は、来場者と出展アーティストが直接コミュニケーションを取ることができる、アーティスト主導の新しい形のアートフェアです。アーティストの椿昇がディレクションを担当する地産地消型のスタートアップとして共感を呼び、回を重ねるごとにその規模と熱量を増してきました。4回目を迎えた今年3月の開催時には、メイン協賛企業の株式会社アカツキ支援のもと、若手アーティストの活動支援をする「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD」を開催。第一回目の審査委員は、飯田志保子氏、中井康之氏、弊財団共同代表の山峰潤也が招聘され、43組のアーティストの中から野田幸江に最優秀賞を授与しました。

造園業や花屋として活動しながら作品制作を行う野田は、本展で植物や土、水を素材としながら、流動的に変化する自然を取り込んだ独自の風景を構築します。六本木の風景を見渡す一部屋の中に、土が乾く、雨が降る、種が潤う、植物が栄える、ものが腐る、綿毛が舞う、といった現象を想起させる自然物をアトランダムに配置し、それぞれが呼応しながら見る人の想像力を駆り立てる光景をつくり出します。

ウェブサイトより)

主催
京都府、ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会、一般財団法人東京アートアクセラレーション

関連イベント

AFKのディレクターを務める椿昇を迎え、AFKの魅力と野田幸江の作品に関するトークイベントを開催します。

日時
2021年8月7日 (土) 16:00-17:30

会場
ANB Tokyo 7F

登壇者
椿昇(AFKディレクター)、野田幸江、山峰潤也(ANB Tokyoディレクター)

定員
20名(先着順)

申込方法
下記の必要事項をご記載の上、bungei@pref.kyoto.lg.jp宛にメールにてお申し込みください。
1. 件名「ANB Tokyoトークイベント申込」、2. お名前、3. ご所属先(任意)、4. 来場人数(申込者ご本人を含む)
申込締切:2021年7月31日(土)(*定員に達し次第締切とさせていただきます)

*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、イベントの実施内容に変更が生じる場合があります。

「Kyoto Perspective」

「Kyoto Perspective」は、AFK2021に参加した若手アーティストと、AFK2021アドバイザリーボードのアーティストの中からANB Tokyoがセレクションし、東京で開催するグループ展です。AFK2021に出展した若手アーティストから岡田佑里奈、土取郁香、藤田紗衣、藤本純輝、油野愛子ら5名のアーティストを、そして彼ら彼女らを推薦したアドバイザリーボードのアーティストより池田光弘、薄久保香、大庭大介、鬼頭健吾の4名のグループ展を行います。地域性やそこで培われたコミュニティーの魅力というのは、それを切り口にしないとなかなか見えてこないものです。本展は、京都で育まれた世代を越えたアーティストたちの連帯を紹介するとともに、京都と東京との新しい交流回路を拓いていく試みです。

4FではAFK2021に出展した若手アーティストの作品を紹介します。岡田佑里奈、土取郁香、藤田紗衣、藤本純輝、油野愛子の5名は京都・滋賀を拠点に制作する90年代生まれのアーティスト。彼ら彼女らの作品からは、身近な風景や事象を出発点にしながら、それぞれが絵画や写真、シルクスクリーンなど様々な素材や技法を探求する姿勢を深めていることがわかります。

3Fでは、若手アーティストを推薦する「AFK2021アドバイザリーボード」より池田光弘、薄久保香、大庭大介、鬼頭健吾の4名による作品を展示します。国内外で活動の幅を広げつつ、京都のアートシーンと密接に関わりながら精力的に活動する彼ら彼女らは、日本の新しいアートのムーブメントを体現しています。本展では、それぞれが取り組むテーマの新作を含む、大型の作品を中心に約15点を発表予定。

ウェブサイトより)

主催
一般財団法人東京アートアクセラレーション

協力
ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会


会場
問い合わせ先
一般財団法人東京アートアクセラレーション
主催
ウェブサイト
https://taa-fdn.org/