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巡回展 「わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して」
最終更新日:2021年11月30日
本巡回展は、2021年2月から実施された企画展『わたしは思い出す 10年間の子育てからさぐる震災のかたち』(主催:せんだい3.11メモリアル交流館、企画:AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ])の展示内容に、新たな要素を加えて構成されたものです。仙台での企画展を実施するにあたり、東北地方太平洋沖地震の前後に出産を経験した方を対象に、これまでの10年間を振り返るワークショップを実施しました。その参加者の1人がかおりさんでした。かおりさんは、第一子を出産した2010年6月11日から育児日記を綴り始めます。そしてその9ヵ月後、沿岸部の自宅にてあの地震に遭います。彼女はそのあとも日記を書き続けました。仙台での企画展では、育児日記の再読をとおして生まれたかおりさんの語りを企画者(AHA!)が文字に起こし、展示しました。ひとりの女性の育児の記録と記憶をとおして、あの地震からの10年を振り返る。そんな試みの成果を、新しい要素も加えて神戸の地にて発表いたします。*本巡回展は、KIITOアーティストサポートプログラムの一環として開催します。
関連イベント
トーク|わたしは思い出す
vol.1
日時|2021年12月5日(日) 15:00〜16:30
話題提供|飯川晃(公益財団法人仙台市市民文化事業団)、松本篤(remoメンバー、AHA!世話人)
お申込み|30名(要申込、先着順)。詳細はこちら
vol.2
日時|2021年12月11日(土) 15:00〜16:30
話題提供|清水チナツ(インディペンデント・キュレーター、PUMPQUAKESメンバー)
お申込み|30名(要申込、先着順)。詳細はこちら
vol.3
日時|2021年12月19日(日)15:00〜16:30
話題提供|高森順子(愛知淑徳大学助教、阪神大震災を記録しつづける会事務局長)
お申込み|30名(要申込、先着順)。詳細はこちら
読書会|わたしは思い出す
日時|2022年1月15日(土) 15:00〜16:30
進行|松本篤(remoメンバー、AHA!世話人)
お申込み|30名(要申込、先着順)。詳細はこちら
アンケート|わたしは思い出す
かおりさんの記録と記憶をとおして来場者自身が思い出したエピソードを、会場内で集めます。集まったエピソードは、主催者のウェブサイトやSNSにて紹介することがあります。
展覧会概要
- 会場
- デザイン・クリエイティブセンター神戸 2FギャラリーC
(兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4) - 会期
- 2021年12月4日(土)〜2022年1月17日(月)
- 入場料
- 500円(中学生以上)
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし12月27日(月)、1月17日(月)は開館、12月28日(火)- 1月3日(月) 、1月16日(日)は臨時休館)
- 開館時間
- 11:00〜19:00
- 問い合わせ先
- デザイン・クリエイティブセンター神戸
TEL:078-325-2235 - 主催
- remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]、デザイン・クリエイティブセンター神戸
- 協力
- 仙台市、せんだい3.11メモリアル交流館
- 広報物・会場グラフィックデザイン
- 尾中俊介(Calamari Inc.)
- 会場構成
- dot architects
- ウェブサイト
- https://kiito.jp/schedule/exhibition/articles/52538/