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めぐるアール・ヌーヴォー展
最終更新日:2021年12月21日
フランス語で「新しい芸術」を意味するアール・ヌーヴォーは、19世紀末から20世紀初頭にかけて広くヨーロッパで流行しました。その誕生に影響を与えたのは、遠く離れた日本の美術でした。日本人にとってのアール・ヌーヴォーは、文字通り、最先端の芸術運動を意味するとともに、西洋のモード――新しい様式とその流行――に還流した、みずからの姿を映しだす鏡でもあったのです。
本展では、アール・ヌーヴォーの時代を代表するアンリ・ヴァン・ド・ヴェルドやアルフォンス・ミュシャの作品、そしてアール・ヌーヴォー風の表現を取り入れた初代宮川香山や杉浦非水など、同時代の日本の工芸やデザインの展開をご紹介します。さらに、アール・ヌーヴォーの源泉としての日本美術にも着目し、そこに通底する自然への眼差しが現代にまで受け継がれる様相を多彩な作品でたどります。
関連イベント
全国・いしかわの工芸講演会「アール・ヌーヴォーの楽しみ方 異文化の出合いと交流をめぐって」
京都精華大学国際文化学部長の稲賀繁美教授をお招きし、「アール・ヌーヴォーの楽しみ方 異文化の出合いと交流をめぐって」をテーマにお話いただきます。
日付|2022年2月27日(日)
時間|13:30開演(13:00開場)
会場|国立工芸館 多目的室
定員|40名予定(参加無料、要申込)
講師|稲賀繁美氏 (京都精華大学教授 国際文化学部長)
*詳細はこちらをご覧ください。
展覧会概要
- 会場
- 国立工芸館 (石川県金沢市出羽町3-2)
- 会期
- 2021年12月25日(土)〜 2022年3月21日(月・祝)
*会期中、一部展示替えがあります。
(前期:2021年12月25日~2022年2月6日、後期:2022年2月8日~3月21日) - 入場料
- 一般=300円
大学生=150円
*高校生以下および18歳未満、65歳以上は無料
*事前予約制(12月13日より販売を開始)
*詳細はこちらをご覧ください。 - 休館日
- 月曜日(1/10、3/21は開館)、年末年始(12月27日~1月1日)、1月11日(火)
- 開館時間
- 9:30〜17:30(入館時間は閉館30分前まで)
- 問い合わせ先
- 国立工芸館
TEL:050-5541-8600 - 主催
- 東京国立近代美術館
- ウェブサイト
- https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/the-cyclical-nature-of-art-nouveau/#section1-1