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Artist Voice II: 有元利夫 うたのうまれるところ
最終更新日:2022年02月10日
新しい展覧会シリーズ「Artist Voice」は小さな展示室1室という施設の特性を生かして、作家の呟きや生の声を感じ取れるようなインティミットな展示を目指すものです。
第2回となる今回は、有元利夫の素描をとりあげます。有元がピエロ・デラ・フランチェスカなどによるルネサンス絵画を賞賛し、自らの芸術に取り込んだことは有名ですが、彼の素描作品についてはそれほど広く知られてはいません。特に作品として描かれた素描ではなく、ある対象を前にして写生したスケッチや、あるいは作品制作に直接繋がっていくいわゆるエスキースについては、これまでほとんど鑑賞者の目に触れることはありませんでした。しかし素描とは画家が頭の中のコンセプトを初めて現実世界に表現するものであり、完成した作品よりも純粋な着想の表現であるといえます。ある意味作品以上に芸術家の本質に迫ることができるメディウムでもあるのです。
(ウェブサイトより)
展覧会概要
- 会場
- 慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)
(東京都港区三田2-15-45) - 会期
- 2022年2月14日(月)〜4月22日(金)
- 入場料
- 無料
- 休館日
- 土・日・祝日
- 問い合わせ先
- 慶應義塾大学アート・センター
TEL:03-5427-1621 E-mail:ac-tenji@adst.keio.ac.jp - 主催
- 慶應義塾大学アート・センター
- 協力
- 有元容子
- ウェブサイト
- http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/event-archive/artist-voice02/