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食と倫理リサーチ[リサーチ・ショーケース]

最終更新日:2022年01月19日

「食」とそれを取り巻く倫理的側面との関係について調査研究するプロジェクト「食と倫理リサーチプロジェクト」の研究成果を発表する展覧会です。

「食と倫理リサーチ」は、災害、バイオテクノロジー、倫理、そしてサステイナビリティの観点から「食」を捉え直すためのプロジェクトとして2021年度からスタート。これまでアーティスト/料理人の岩間朝子、インドネシアを拠点とする食にまつわるコレクティブのバクダパン・フード・スタディ・グループとともにリサーチを重ねています。

展示では今日の食を取り巻く課題や、それに対する実践を紹介することに主眼を置き、展示物はプロジェクトに関連する人物へのインタビュー映像と、関連する資料や書籍を紹介するコーナーのふたつから構成されています。インタビュー映像には、山口県で活動する料理人や食料生産者、生活者、プロジェクトに関わるYCAMのスタッフ、そして、コラボレーターの岩間やバクダパンが登場し、彼女らの食にまつわるさまざまな問題に対する意見や実践を紹介します。資料や書籍を紹介するコーナーでは、プロジェクトメンバーがリサーチの過程で活用した書籍や、インタビュー映像に関する資料を展示します。また、展示は食にまつわる対話を促進するためのプラットフォームとしての側面も持っており、一連の展示物に対しては、来場者が意見などを残すことができます。

ウェブサイトより)

撮影:ヨシガカズマ


関連イベント

食と倫理についてパーソナル・バイオテクノロジーの観点から考える

日時|2022年2月21日(月)19:00~21:00
会場|インターネット(YouTube Live)
参加費|無料(申込不要)
登壇者 |杉崎麻友(Beyond BioLAB TOKYO、Shojinmeat Project)、桜木真理子(大阪大学)、榎本輝也(フリーランス)、竹村真人(ファブラボ浜松テ イクスペース)、細谷祥央(BioClub Tokyo)、ゲオルク・トレメル(BioClub Tokyo、BCL)、片野晃輔(ワイルド・サイエンティスト)、伊藤隆之(YCAM)、 レオナルド・バルトロメウス(YCAM)、高原歩美(YCAM)、高原文江(YCAM)、 津田和俊(YCAM)
*詳細はこちらをご覧ください。

食と倫理についてアーティスティック・リサーチの観点から考える

日時|2022年3月7日(月) 19:00~21:00
会場|インターネット(YouTube Live)
参加費|無料(申込不要)
登壇者 |岩間朝子(アーティスト/料理人)、バクダパン・フード・スタディ・ グループ(アーティスト・コレクティブ)、鈴木和歌奈(文化人類学者)、レオナルド・バルトロメウス(YCAM)、高原歩美(YCAM)、高原文江(YCAM)、津田和俊(YCAM)
*詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要

会場
山口情報芸術センター(YCAM)
コミュニティ・スペース
(山口県山口市中園町7-7)
会期
2022年1月15日(土)~4月3日(日)
入場料
無料
休館日
火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
開館時間
10:00~20:00
問い合わせ先
山口情報芸術センター(YCAM)
TEL:083-901-2222  E-mail:information@ycam.jp
主催
山口市、公益財団法人山口市文化振興財団
後援
山口市教育委員会
ウェブサイト
https://www.ycam.jp/events/2022/food-and-ethics-research-reseach-showcase/