アートフラッシュニュース

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the 3rd Area of “C”─3つめのミュージアム─

最終更新日:2022年01月27日

川崎市市民ミュージアムは、ウェブサイト内に新しく「the 3rd Area of “C” ─3 つめのミュージアム─」をオープンし、オンラインでの展覧会を開催します。

2021年度は3つの展覧会を行います。12月23日(木)10時より、2名の写真作家による「Trail 池田葉子 / 小山貢弘」と、題名に「ポンチ」という言葉が入った子供向けの小型本「明治ポンチ本」 の魅力を紹介する「漫画の元祖?明治ポンチ本とはナニモノだ!?」を公開します。また、2022年2月1日(火)10 時より、当館のアトリエにて指導員を務めていた作家の二人展「第 7 回アトリエ指導 員展『想起される風景』市野 悠 二井矢 春菜」を公開します。申込不要、無料でご覧いただけます。

プレスリリースより

2021 年度ラインナップ

Trail 池田葉子 / 小山貢弘

ふとした瞬間に思いがけず出会った名もなき空間、人知れず淘汰と繁殖を繰り返す河川敷の植生―池田葉子と小山貢弘は、意識と無意識のはざまにある覚束ない世界や、人知の及ばない形態の変容に関心 を寄せて写真作品を制作しています。
このたび、作家が本展のために写真を撮り下ろしました。人々の痕跡が幾重にも重なる建築や、空に向けて枝葉を広げる草木といった、もの言わぬ存在へ向けられた作家の眼差しをご紹介します。

配信期間 |2021年12月23日(木)10:00 〜2022年3月31日(木)16:00
*詳細はこちらをご覧ください。

漫画の元祖? 明治ポンチ本とはナニモノだ!?

日清・日露戦争の間にあたる明治30年代、タイトルに「ポンチ」という言葉が入った子供向けの小型本「明治ポンチ本」の出版ブームが起こりました。当時沢山の本が作られたのですが、安価で質の低 い出版物だったため読み捨てられ、その存在は長い間忘れられていました。
近年研究が進められ、最初期の子供向けの漫画の本であることや、一冊を丸ごと使った長い物語が描 かれていることなど、漫画史の上での重要性が注目され始めています。
本展ではデジタル化された明治ポンチ本と、近接する明治期の漫画や印刷文化資料を紹介し、その魅力と歴史的価値を再発見します。

配信期間 |2021年12月23日(木)10:00〜2022年3月31日(木)16:00
*詳細はこちらをご覧ください。

第7回アトリエ指導員展「想起される風景」市野悠 二井矢春菜

川崎市市民ミュージアムのアトリエにて版画の指導員を務めていた、市野悠と二井矢春菜の二人展を開催します。
古い写真をもとに同じ場所へ行き、その体験をモチーフとした石版画や立体作品を制作する市野、身近な自然との出会いから生まれる小さな喜びをモチーフとし、シルクスクリーン作品を制作する二井矢。両作家の作品に加えて、インタビューや制作風景を収めた映像などもあわせて紹介します。

配信期間 |2022年2月1日(火)10:00〜2022年3月31日(木)16:00

展覧会概要

問い合わせ先
川崎市市民ミュージアム(施設休館中)
TEL:044-754-4500
ウェブサイト
https://www.kawasaki-museum.jp/thirdarea/