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カタール・日本外交関係樹立50周年記念 「紙の対話:カタール・日本文化年の遺産」展

最終更新日:2022年06月20日

カタールを代表するアーティストの一人であるヨセフ・アハマド氏による展覧会が、2022年6月10日から6月26日まで、東京・千代田区の「3331 Arts Chiyoda」で開催されます。「紙の対話 (Dialogue on Paper): カタール・日本文化年の遺産」と題した同展覧会では、ヨセフ・アハマド氏と日本人アーティスト西垣肇也樹氏の作品28点が展示される予定です。

カタールにおけるモダンアートのムーブメントのパイオニアであるアハマド氏は、創作を通じて芸術、歴史、社会を融合します。アハマド氏と西垣氏は、今回のヤシ製の紙に描かれた一連の書画を通して、日本とカタールが共有する歴史と共通の芸術解釈を想起させる独特な視覚的表現を創造しました。

本展覧会は、カタールと日本の外交関係樹立50周年記念行事の一環として行われます。日本はカタールが10年前に「Years of Culture」を立ち上げた際の最初のパートナー国でもありました。「Years of Culture」は、カタールと世界との相互の理解と認識、感謝を促進することを目的に、カタール博物館(Qatar Museums) 議長のシェイカ・アル・マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アル=サーニー(Sheikha Al Mayassa bint Hamad bin Khalifa Al Thani)氏によって立ち上げられたプログラムです。

Years of Culture(文化年)について

議長のシェイカ・アル・マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アル=サーニー閣下のリーダーシップの下、カタール博物館は国と国および人と人との理解を深める国際文化交流の場として、1年にわたる「Years of Culture」プログラムを立ち上げました。プログラムの公式期間は1年だけですが、この期間を通じて形成され、より強くなった友情の絆は長期にわたり続いていきます。

今年で晴れて10周年を迎える2022 Year of Cultureでは、MENASA(中東、北アフリカ、南アジア)地域からのプログラムをお届けします。
Qatar-MENASA Year of Culture 2022に参加する国および地域は以下のとおりです(英語国名のアルファベット順): アフガニスタン、アルジェリア、バングラデシュ、バーレーン、ブータン、エジプト、インド、イラク、イラン、ヨルダン、クウェート、リビア、モルディブ、モロッコ、ネパール、オマーン、パキスタン、パレスチナ、サウジアラビア、スーダン、スリランカ、スリランカ、チュニジア、UAE(アラブ首長国連邦)、イエメン。

カタール博物館(Qatar Museums: QM)について

カタール博物館は国内有数の芸術文化機関として、博物館、遺跡、フェスティバル、パブリックアート設営や各種プログラムといったネットワークを通じて、刺激的で本物ならではの文化体験を提供しています。また国内の文化財や史跡の保存、復元、拡大を行い、カタールおよびMENASA(中東、北アフリカ、南アジア)地域の文化を世界と共有し、市民、住民、観光客の豊かなライフスタイルづくりを支援しています。

ヨセフ・アハマド、西垣肇也樹《人類が互いに理解するために国家と部族が作られた》

ヤシとコウゾ混合紙の水墨画、ヨセフ・アハマドの工房にて作成


(プレスリリースより)

展覧会概要

会場
アーツ千代田 3331 1F メインギャラリーA
(東京都千代田区外神田6-11-14)
会期
2022年6月10日(金)〜 2022年6月26日(日)
入場料
無料
休館日
会期中無休
開館時間
10:00〜21:00
問い合わせ先
E-mail:QatarMuseums@asahi-ag.co.jp
主催
カタール博物館
ウェブサイト
https://www.3331.jp/schedule/005591.html