アートフラッシュニュース
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文化庁アートプラットフォームシンポジウム「日本の現代美術を翻訳する:言説、文脈、歴史」
最終更新日:2022年07月06日
日本の戦後美術及び現代美術は、近年、欧米を中心とする海外での評価が高まっています。その背景の一つには、欧米の文脈とは異なる文脈で作られ、議論されてきたことがあると考えられます。こうした欧米での評価とともに、日本の側も、日本で作られてきた文脈や言説を紹介することによって、その解釈や評価に積極的に関わることが求められています。
文化庁アートプラットフォーム事業では、日本における文脈や言説の形成が海外からも見えるように、日本現代美術に関する重要文献を翻訳し、ウェブサイトで公開してきました。また、翻訳、クロスチェック、校閲というプロセスを導入し、日本語を翻訳する際のスタイルガイドを作成するなど、美術翻訳の質的向上にも力を入れてきました。
日本国内における現代美術の評論や研究は長年にわたって行われており、その全貌は依然として海外からは見えにくい状況にあります。海外において日本の現代美術の評論や研究はどう捉えられているのか、また、日本の現代美術について、どのような研究や評論、展示がなされているのか、海外で日本近現代美術の研究に携わってきた研究者を招いて、こうした問題を議論しつつ、今後どのように日本の現代美術の海外発信を行うのがよいかについても考察します。
開催概要
日時|2022年7月7日(木)12:00〜13:30(開場:11:45)
参加方法|ZOOMウェビナー
言語|日本語、英語(日英同時通訳あり)
参加費|無料
申込期限|2022年7月6日(水)18:00
*申し込みはこちらをご覧ください。
開会挨拶|片岡真実
(日本現代アート委員会座長/アート・コミュニケーションセンター(仮称)エグゼクティブ・アドバイザー/森美術館館長)
登壇者|富井玲子(美術史家)
ウィリアム・マロッティ(カリフォルニア大学ロサンゼルス校歴史学部准教授)
大舘奈津子(日本現代アート委員会委員/翻訳事業意見交換会メンバー/芸術公社/一色事務所)
加治屋健司(日本現代アート委員会委員/翻訳事業意見交換会メンバー/東京大学大学院総合文化研究科教授)
中嶋泉(翻訳事業意見交換会メンバー/大阪大学大学院人文学研究科准教授)
山本浩貴(翻訳事業意見交換会メンバー/金沢美術工芸大学美術科芸術学講師)
大久保玲奈(文化庁アートプラットフォーム事業事務局/翻訳家)
問い合わせ先
Art Platform Japan
E-mail:bureau@bunka-artplatform.jp