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日本工芸会陶芸部会50周年記念展 未来へつなぐ陶芸─伝統工芸のチカラ展
最終更新日:2022年07月05日
我が国が誇る工芸技術「陶芸」は、時代とともに技法や表現が多様化し、現代まで著しく進化を遂げてきました。とりわけ昭和戦後期以降には、陶芸家の創作活動が活発化し、意欲的な作品が次々と発表されています。1950年、陶芸をはじめ、さまざまな分野の工芸技術の保存と活用を目的に、文化財保護法が施行され、その5年後の文化財保護法改定を機に、日本工芸会が発足しました。日本工芸会は重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝) を中心に、各分野の伝統工芸作家、技術者等で組織され、「日本伝統工芸展」を中心に作品を発表。そして1973年には、同会陶芸部所属の作家による「第1回新作陶芸展(陶芸部会展)」が開催され、現在に至っています。
本展は日本工芸会陶芸部会50周年を記念した展覧会であり、同会で活躍した作家の秀作とともに、その活動の歴史を振り返るものです。歴代の人間国宝作品をはじめ、窯業地ならではの素材と伝統を受け継いだ作家らによる作品、茶の湯のうつわなど、伝統工芸の技と美を紹介いたします。さらに未来を担う若手作家らの作品も見どころのひとつといえるでしょう。現代陶芸の今に焦点を当てた本展では、陶芸部会所属作家を中心に、さらにそれ以外の陶芸家の作品を含め、137名の作家による名品139点を展覧いたします。
関連イベント
記念講演会①「日本の伝統陶芸の歴史的展開と未来への展望」
日時|7月2日(土)13:30~15:00 *終了
会場|講座室
講師|唐澤昌宏氏(国立工芸館館長、本展監修者)
定員|40席(申込先着順)
参加費|要観覧券、要事前申込
*詳細はこちらをご覧ください。
記念講演会②「陶芸で私が行なってきたこと」
日時|7月30日(土)13:30~15:00
会場|講座室
講師|前田昭博氏(陶芸家、重要無形文化財「白磁」の保持者)
定員|40席(申込先着順)
参加費|要観覧券、要事前申込
*詳細はこちらをご覧ください。
特別対談「非対称性へのまなざし」
日時|8月6日(土)13:30~15:00
会場|講座室
講師|中野信子氏(脳科学者)×唐澤昌宏氏(国立工芸館館長、本展監修者)
定員|40席(申込先着順)
参加費|要観覧券、要事前申込
*詳細はこちらをご覧ください。
アーティスト・トーク(出品作家によるトーク)
日時|
7月3日(日)大和保男氏 *終了
7月10日(日)波多野善蔵氏
7月17日(日)岡田裕氏
7月24日(日)十三代三輪休雪氏
7月31日(日)十五代坂倉新兵衛氏
8月7日(日)新庄貞嗣氏
8月14日(日)岡田泰氏
8月21日(日)渋谷英一氏
*いずれも11:00~(30分~1時間程度)
会場|本館2階展示室
定員|各日20名(申込先着順)
参加費|要観覧券、要事前申込
*詳細はこちらをご覧ください。
展覧会概要
- 会場
- 山口県立萩美術館・浦上記念館
(山口県萩市平安古町586-1) - 会期
- 2022年7月2日(土)〜8月28日(日)
- 入場料
- 一般 1,500円、学生 1,30円、70歳以上の方 1,200円
*開催中の普通展示もご覧いただけます
*詳細はこちらをご覧ください。 - 休館日
- 7/11(月)、7/19日(火)、7/25(月)、8/8(月)、8/15(月) 、8/22(月)
- 開館時間
- 9:00~17:00(入場は16:30まで)
- 問い合わせ先
- 山口県立萩美術館・浦上記念館
TEL:0838-24-2400 - 主催
- 未来へつなぐ陶芸展萩実行委員会(山口県立萩美術館・浦上記念館、朝日新聞社、yab山口朝日放送)、公益社団法人日本工芸会、NHKエンタープライズ中国
- 特別協力
- エフエム山口
- 後援
- 山口県教育委員会、萩市、萩市教育委員会
- ウェブサイト
- https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/exhibition/special.html