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KYOTO EXPERIMENT2022 京都国際舞台芸術祭

最終更新日:2022年09月13日

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022 は、「ニューてくてく」をキーワードに、多様な人々と舞台芸術の出会いと 対話が可能になるフェスティバルとして開催します。

「ニューてくてく」は、新型コロナウイルス感染症拡大が社会に大きな影響を与えた過去 2 年間を経て、てくてく=歩くことや 移動することを捉え直し、私たちの身体性と空間、時間を新たに共有し直すことを提案するキーワードです。足を使って歩く ことに加えて、さまざまな意識における「てくてく」、異なる時間を行き来する「てくてく」、感情の「てくてく」、あるいはあ る規範やシステムへの動きをあらわす「てくてく」など、多様な歩き方をプログラムを通して展開し、これからの時代を歩む 思考を得ることを目指します。

国内外の実験的な舞台芸術の公演や展示を紹介する上演プログラム「Shows」、実験的表現と社会の関係性をひもとき、ワーク ショップやトークが体験できるエクスチェンジプログラム「Super Knowledge for the Future [SKF]」、関西地域をアーティス トとともにリサーチし、今回はその成果を演劇作品化するリサーチプログラム「Kansai Studies」の3つのプログラムでフェスティバルを展開します。

プレスリリースより

フェスティバルを構成する3つのプログラム

①Kansai Studies(リサーチプログラム)

京都発の国際フェスティバルとして、自分たちが立脚する「地域」について自覚的に捉え、フィールドワークを通して探求するプログラム。アーティストが中心となり、地域住民やプロデューサー、研究者と一緒に、京都や関西の文化を継続的にリサーチしていきます。活動を通じて生まれた思考の軌跡やプロセスは特設ウェブサイトに蓄積され、誰もがアクセスできるオンライン図書館として公開。未来のクリエイターや企画のためのナレッジベースや実験場、アイデアソースとなることを目指します。
プログラム:dot architects & 和田ながら
*詳細はこちらをご覧ください。

②Shows(上演プログラム)

国内外から先鋭的なアーティストを迎え、いま注目すべき舞台芸術作品を上演するプログラム。京都および関西における舞台芸術の変遷と動向に注目しながら、ダンス、演劇、音楽、美術といったジャンルを越境した実験的作品を紹介します。
プログラム:小野彩加、中澤陽/スペースノットブランク/サマラ・ハーシュ/フロレンティナ・ホルツィンガー/松本奈々子、西本健吾/チーム・チープロ/メルツバウ、バラージ・パンディ、リシャール・ピナス with 志賀理江子/梅田哲也/ジャールナン・パンタチャート/フォースド・エンタテインメント/アーザーデ・シャーミーリー/ミーシャ・ラインカウフ/ ティノ・セーガル
*詳細はこちらをご覧ください。

③Super Knowledge for the Future [SKF] (エクスチェンジプログラム)

アーティストは未来を予見する!? とりわけ実験的な舞台芸術作品と社会を対話やワークショップを通してつなぎ、新たな思考や対話、フレッシュな問題提起など、未来への視点を獲得していくプログラム。実験的表現が映し出す社会課題や問題をともに考え、議論し、現代社会に必要な智恵や知識を深めていきます。ここで獲得できるスーパー知識 (ナレッジ)は、予測不能な未来にしなやかに立ち向かうための拠り所となるはずです!
*詳細はこちらをご覧ください。

開催概要

会場
ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、 THEATRE E9 KYOTO、京都市京セラ美術館、京都中央信用金庫 旧厚生センター ほか
会期
2022年10月1日(土)〜10月23日(日)
入場料
*チケットについてはこちらをご覧ください。

問い合わせ先
KYOTO EXPERIMENT事務局
TEL:075-213-5839
主催
京都国際舞台芸術祭実行委員会
ウェブサイト
https://kyoto-ex.jp