アートフラッシュニュース

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山梨アートプロジェクト2022
諏訪綾子 TALISMAN in the woods  内臓であじわう循環のテイスト

最終更新日:2022年10月06日

国際的に活躍するアーティスト・諏訪綾子を招聘し、杉や檜の枝葉を束ねた作品《タリスマン》をとおして、循環をあじわう体験へと誘います。

■ 山梨アートプロジェクトとは

 「山梨アートプロジェクト」とは、アーティストが作品制作をとおして「山梨」の新たな解釈を行い、アートを介した美術館と地域の繋がりの創出を目的とした事業です。


■ 2022年度はアーティスト・諏訪綾子を招聘
今年度は食を表現媒体として扱い、新たな問いや発見をもたらす作品で国際的に活躍するアーティストの諏訪綾子を招聘します。諏訪は2019年より山梨県道志村の森の中にアトリエを構えています。2020年、諏訪は林業では活用されることの少なかった杉や檜の枝葉を束ねた《タリスマン》(「お守り」や「魔除け」を意味する)という作品を制作し始めます。本展では当館が位置する芸術の森公園内の茶室「素心菴」で《タリスマン》を中心に展示、循環をあじわう体験へと誘います。アートをとおして県内の森に親しむ、重層的なアートプロジェクトです。

ウェブサイトより)

諏訪綾子プロフィール

諏訪綾子(1976~)は石川県出身の現代アーティストで、金沢美術工芸大学卒業後、2006年よりfood creationの活動を開始。食にまつわるパフォーミングアートやインスタレーション作品を発表する。東京、福岡、シンガポール、パリ、香港、台北、ベルリン、バルセロナなどでは神出鬼没の「ゲリラレストラン」やあじわうことで旅をするダイニング・エクスペリエンス「Journey on the table」を開催する。2008年には金沢21世紀美術館で初個展「食欲のデザイン展 感覚であじわう感情のテイスト」、2020年には「記憶の珍味 諏訪綾子展」を資生堂ギャラリーで開催する他、2019年には「Journey on the Tongue」がEUとアルスエレクトロニカの賞「STARTS Prize」に選定されるなど、国内外で高い評価を得ている。2019年からは山梨県道志村にアトリエを構え、そこで得た自然からのインスピレーションをもとに新たな表現に取り組んでいる。

関連イベント

パフォーマンス「森からのタリスマンを受け取るリチュアル」

日時|10月16日(日)、29日(土)各日とも①14:00〜 ②16:00〜
会場|芸術の森公園内茶室「素心菴」
定員|各回4名
*詳細はこちらをご覧ください。

パフォーマンス「タリスマンを森へ還すリチュアル」

日時|2023年3月開催予定
会場|山梨県南都留郡道志村
*詳細はこちらをご覧ください。

トークイベント 諏訪綾子(アーティスト)×大野航輔(フォレスター)

日時|10月15日(土)13:30〜
会場|山梨県立美術館 講堂
定員|50人 *参加無料
*詳細はこちらをご覧ください。

水源の森からマルシェ

日時|10月15日(土)、16日(日)10:00〜15:00
会場|芸術の森公園
*詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要

会場
芸術の森公園内の茶室「素心菴」
山梨県立美術館エントランス「ギャラリー・エコー」
(山梨県甲府市貢川1-4-27)
会期
2022年10月8日(土)~10月30日(日)
入場料
無料
休館日
10/11(火)、10/17(月)、10/24(月)
開館時間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
問い合わせ先
山梨県立美術館
TEL:055-228-3322
主催
山梨県立美術館
ウェブサイト
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/2022/843.html